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｢ねぇ外に出かけるなんて珍しいじゃん｣
小島｢だってもうすぐ誕生日やろ？｣
｢え？なんで知ってるの？｣
小島｢何となくの記憶？｣
昨日の夜 健に誘われてショッピングへ
｢えぇなんか彼氏みたい｣
小島｢俺はみたいやなくて彼氏でもええけどな｣
｢へ？何言ってんの｣
小島｢まぁええわ｣
突拍子もない事を言い出す健
揺らぐ心なんてバレたくなくてぶっきらぼうに返してしまう
｢じゃあ今日は思う存分楽しませてもらおうかな｣
小島｢覚えてる？ 昔Aが俺の家に来ようとして階段で転けて泣きそうになってたのを俺が慰めてあげたん｣
｢何その恥ずかしい話！掘り返さないでよ｣
小島｢今ふと思い出したわ｣
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作者名：もる | 作成日時：2020年11月26日 16時
