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Mine ページ31
二階堂 忍 視点
雨宮 A
その名前を聞くだけで、僕の心は痛む。
あともう少しで、僕の恋人になるはずだった。
なのに、別の男の方へ行ってしまった。
「どーやん、聞いてる?」
「すみません、考え事をしてました」
「最近そればっかりだよ。もしかして、好きな人できた?」
好きな人は、もう他に好きな人ができてしまった。
どうしても僕のものにしたい。
あの笑顔も、何もかも全て。
彼女の恐怖に脅えた顔さえも。
「俺さ、どーやんのこと心配なんだよ?」
「そうですか」
翔太さんには悪いけど、少しだけ僕に傷付けられていて。
もうすぐ、君は僕のものになるんだから。
待っていてください、雨宮さん。
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作者名:アンドロメダ | 作成日時:2019年9月11日 20時