一緒にお風呂入ってみた ページ14
「豪さん」
「どうした?」
「その……一緒にお風呂に入りませんか……?」
ハグ、キス、それ以上。
そういうことはやってきたけど、一緒にお風呂に入ったことはない。
なんで一緒にお風呂に入ろうと思ったのか、それは、してみたいなって思ったから。
案の定、分かりやすく動揺してる。
「嫌なら、あたし1人で……」
そう言ってお風呂場に行こうとすると、腕を掴まれる。
「待って。俺も入る……だから、先に入ってて」
自分で言ったくせに、顔に熱が集まってくる。
囁くなんて、反則すぎる。
良い声、だったなぁ……
「……」
「……」
長い沈黙。
お互い、お風呂に顔を半分沈めている。
まともに見れる訳ないのにな……
「逆上せそう……出ようかな」
そう言って出ると、豪さんがいきなりこっちを向いた。
「ここでしたら、どうなると思う?」
「……なんてこと言うんですか」
今のはかなり爆弾発言だったと思う。
結果
お互い恥ずかしいから見れません。
たまにはこんなのもいいかな、って2人とも思えました。
メイド服着てみた→←全ての事件が終わったので【最終話ネタバレ注意】【番外編?】
42人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アンドロメダ | 作成日時:2019年9月1日 22時