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メイド服着てみた ページ15
「……似合わねーよな、やっぱり」
「似合ってますよ、Aさん」
「本山幹子さんが言うならそうなのかな」
「頑張ってください!」
ガチャリ、と鍵の開く音。
急いで玄関まで駆け寄る。
ドアが開き、
「おかえりなさいませ、ご主人様♡」
と語尾にハートをつけて言った。
「……あ、はあ……」
戸惑っている様子だ。
これを寄越してきた友達をあたしは恨む。
何が喜ぶと思う!だ。
「柄にもないことしたのに……」
「……ごめん、可愛くて言葉失ってた」
「本当ですか?」
何よりも好きな人を疑うのは嫌いだけど、仕方ない。
「メイドさん……だよね?」
「はい」
「今度は、他のもやってください……」
「……ご主人様のご命令なら仕方ありませんね」
あたしのご主人様はあなただけですよ。
結果
リクエストされるのは良いですが、やるのは程々にしましょう。
彼に刺激を与えすぎるのはよくありません。
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作者名:アンドロメダ | 作成日時:2019年9月1日 22時