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12話目ですけど。 ページ14

夢主side



パンっと頬を軽く叩き、屯所の中へ入る


『ただいま戻りました』


廊下ですれ違った隊士達がおかえりなさいと挨拶をしてくれる。


近藤さんに挨拶だけして今日はさっさと寝よう。


早くお風呂入ろ。


ちなみに私は女中さん達が使う女風呂を使わせてもらっている。


さすがにね…男湯はちょっと…。


『失礼します』

スッ……(開)


『……。』


スーッ……(閉)


なぜ閉めたかというとですね。


沖田「おい、なんで閉めるんでぃ」


はい。沖田隊長がいたからです。


ふぅーっと深呼吸してもう一度開ける。


『いえ、お取り込み中かと』


近藤「全然大丈夫だぞ、入っても!」


近藤さァん……。


『いえ帰ったことを知らせたかっただけなので』

にこりと笑顔を貼り付けてまた襖を閉めようとした。


閉めようとした。うん。


沖田「入りなせェ。」


『……はい。あ副長いい所に。あなたも道連れてす』


土方「は?…っておわっ?!」


近藤さんじゃ不安だ、いろんな意味で。


ナイスタイミング土方。


土方「なんだ?なんで集まってんだ?」


『知りませんよ私だって。沖田隊長に入れって言われたんです。』


まあ大体聞かれることなんて分かってるけどね!!!!

どうせあれでしょ?


沖田「で、どうだったんでぃ、お家デート。」


ほらぁぁあ。


これでどうせライバル(?)の副長があれでしょ?


土方「お?!?!お家デーっ…?!」


ほらぁぁあ。

やめよ、このテンション。後が持たないわ。


沖田「付き合ってんのかぃ?」


近藤「え、」


『違いますよ付き合ってません。変な誤解しないでください。』


私が好きなのはあなたなんですよ。


今日で何回泣きそうになったか。


土方「朝陽と万事屋が付き合うわけねぇだろ。
討ち入りの日も近ぇし解散だ、解散。」


『そうですね。お開きにしましょう。』


唯一空気を読んでくれた副長。


ありがとうございます副長。


こうして風呂などを済ませ、さっさと寝床に入った私であった。


いや一日で色んなことありすぎてしんどいわ。



もはやシリアス要素なくない?




……そんなことなかったわ。


今日1番あったわ。

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ミウラ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2020年5月27日 21時) (レス) id: 3103cb23ea (このIDを非表示/違反報告)
情報屋サン(プロフ) - ひにゃたこさん» それなら良かったです!w (2019年8月15日 1時) (レス) id: a42eb54e68 (このIDを非表示/違反報告)
ひにゃたこ - 情報屋サンさん» そりゃ、もう、すっかり元気百倍アソパソマs((((((すみません。でも、元気でたのは確かです(*'‐'*)♪ (2019年8月15日 1時) (レス) id: 2190e9e698 (このIDを非表示/違反報告)
情報屋サン(プロフ) - ひにゃたこさん» 禁断症状はやみましたでしょうか…ありがとうございます読者様大好きです (2019年8月13日 20時) (レス) id: a42eb54e68 (このIDを非表示/違反報告)
ひにゃたこ - あ゙?!こ、ここ、更新さ、さされているだとぅ?!有り難うございます………大好きです……(涙腺決壊) (2019年8月13日 20時) (レス) id: 2190e9e698 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:情報屋サン | 作成日時:2019年4月29日 23時

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