8杯目 ページ8
Jmside
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あの人が来たのはもう何週前なのか。
相変わらず無愛想なジンヒョン、
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あの人は普通じゃなかった。
"青"と"黄"の目を持っていた。
ただその奥は濁った色をしているよう。
少し色が抜けた茶色い髪に、白い肌
その特殊な目以外は全て透き通っていた。
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あの雨の日、無理矢理連れ込んだ。
外は大荒れなのに傘を持ってなかったらしい。
触るとわかる冷たい腕を思いっきり引いた。
きっと跡が残ってしまっただろう。
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あの人を少し遊んでみた。
普通の女はすぐ落ちるのに
振り向きもしない無愛想な顔だ。
照れもしない女なんているんだ。
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次の晴れた日。
あの人はまた店に来た。
人混みを抜けるように歩いて俺の方。
ではなく、ジンヒョンの所へ行った。
"俺のだから俺宛に"
そういったのに。迷うこと無く向かっていった。
"俺"とは反対に。
少しむかついたから声をかけた。
俺の周りの女は顔を強ばらせてその声の先を見てた。
あの人は凄く嫌そうな顔をした。
それはそうだろうけど。
俺が自慢の営業スマイルをかまし見てみると
"目の色が違う。"
でも、目の奥はまだ濁っていた。
ただ、そんな気がした。
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凛音(プロフ) - 楽しく読ませてもらってるのですが…如何せん誤字が多くて困ってます…。更新する前に目を通した方が良いかもしれないです。 (2020年3月20日 2時) (
レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しし | 作成日時：2019年4月6日 23時
