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〃 ページ16
Aside
「あれー？」
途端に男の声がし、振り返ると。
「クラリンだ！」
一人の生徒が廊下から呼んでいた。
「まぁ___た飼い主増えたのかぁ？」
よーしよーしとなでる生徒。
「うん！」
それに、ふへへ〜と喜ぶクララ。
「ま、いいや。ジュースくれよ」
「うん！」
ふと、入間君の方を見ると、ジュースを渡すクララと生徒を見てボーッとしていた。まるで、唖然していたかのよう。
まぁ、優しい入間君は思うだろうね
…
「じゃーな」
「バイバーイ」
生徒は手を振り、満足そうに帰っていった。
「___今のって」
「あのね！ああやって何かあげるとね、喜んでくれてたまーに遊んでくれるの！」
「…………」
入間君の表情が少し曇る。
「それって…」
「でもね！こんなにちゃんと遊んでくれたのは入間ち達が初めて！だからね…あのっ」
クララは少し恥ずかしがりながら。
「また…一緒に遊んでくれる…？」
「___…！うん！」
入間君がそういうとクララの表情はパァッと明るくなった。
「止めましょう、入間様…！アホが移ります…」
『ふふっ今度は私も入れてね？』
「A先生まで…！」
私は仕事が残ってるので一旦職員室に戻った。
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作者名：パンダアイスマン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hompe6/
作成日時：2021年8月22日 11時
