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第二十三話 ページ26
足音が聞こえる
次第に近づいてきて
倉庫の入り口で止まる
『誰?』
「これ一人でやったのかい?」
『質問に答えて』
「名乗るほどの者じゃないよ」
『此奴らの仲間?』
「違うよ」
『じゃあなんの用』
「特に何もない。だけど少し気になったから」
変な人だと思った
何がしたいのか全く分からない
『来ないで』
「何故?」
『私に近づくと死ぬから』
「そうだったら良かったのに」
手が頬に触れる
この感じ何処かで…
異能力が発動しない
「痛むかい?」
さっき殴られたところだ
その声はしっかりと聞こえた
異能力を使った私はそのまま眠りに落ちた
寝ている時夢を見た
“一緒に来ないかい?”
‘何処へ行くの’
“何処か遠いところ”
“貴方はだあれ”
“--------------”
最後の名前は聞き取れなかった
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作者名:凛霞 | 作成日時:2016年12月27日 0時