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第十八話 ページ20

清水寺へ向かう途中

『お店がたくさんある‼』

「首領に何か買っていくか」

『どうせならみんなに買いましょうよ』

「お前、全部で何人居ると思ってんだよ」

『あはははは』

「笑って誤魔化すな」

『はい…お世話になってる人だけにしときます。何がいいですかね』

「京都といったら八つ橋だろ」

『賛成です!食べたことないですけど』

「たしか店で味見できるはずだ」

『本当ですか?』

「おう」

『行きましょう』

「おい、走るな!」



それから八つ橋のお店を何軒か回り試食をたくさんした



渡す人数分の八つ橋を買い清水寺へ向う


写真で見た通り凄かった

凄いとしか言えない


『なんというか、落ちたら死にますね』

「当たり前だろ」

『自 殺した人も多いと聞いたことがあります』

「お前、そういう事はこういうとこで言うべきじゃねえ」

『すみません』

「なんかもっと綺麗!とかいう感想は無いのか?」

『綺麗なんですけど、1番最初に思ったことを伝えました』

「そうかよ…」



しばらく見学していると日が傾いてきた


『そろそろ戻りましょう』

「街散策あんまりできなかったな」

『そうですね…でも楽しかったです』

「なら良かった」



ホテルに戻る


「お前、夜は外出るなよ」

『わかってます‼』

「明日は8時にロビーに来い」

『了解です』

此処からは別行動だ


先ずはお風呂に入ろう


部屋に備え付けてあるお風呂に向かう


スイッチを入れた後、沸くまでの間、本でも読んでいようかな



20ページほど読んだ時にお風呂が沸いた事を知らせる音声が鳴った



水面に花浮かぶ


置いてあった入浴剤は花の形をしている


少しずつ溶けていき薄いピンク色に染まっていく



疲れが吹っ飛ぶ



幸せだと心から思える




お風呂から出た後、何か食べようかと思ったが睡魔に負けて寝ることにした

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作者名:凛霞 | 作成日時:2016年12月27日 0時

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