イケメン君に告白されました。21 ページ25
『あれ、此処どこだよ…』
目を覚まして目の前に見えたのは大きなドアと
゛このドアの先にAくんがいます゛
という張り紙、そして
『ん…なになに?』
今まさに目を覚ました明だった
ドアを見るなり目を輝かせ、
『雪たん…この大きなドア、壊せると思う?』
『普通に考えて無理だろ』
阿呆か此奴
自分の2倍くらいあるドアを壊せるわけないだろ
『でもこの中に俺の嫁がいるんでしょ?』
『俺の゛天使゛な』
『確かに天使でもある…けど俺のだから☆』
『はぁ?』
いつもの言い合いをしながら
ドアノブを捻ったり、
2人で蹴ってみたりしたものの…
ドアは一向に開かない。
『開かないんだけど…』
『はぁ…、』
2人で憂鬱になっていると、
゛2人とも頑張りますねぇ、?ど−もこんばんは♪゛
何処からか機械の様な声が
『誰?Aを返してくんない?』
゛いいですよ?ただし…゛
…やはり簡単には返してくれないようで。
゛2人でキスをして貰えますか?勿論、深い方で☆゛
『『はぁ!?』』
何を言われるかと思えば、
予想外の事すぎて口が閉じない
…こんな奴とキス…!?
『嫌に決まって…!!』
゛じゃあAくんが弟くんに襲われても…?゛
『なっ…!?』
その言葉を聞いた途端、明は明らかに雰囲気が変わり…無言でこちらへと近づいてくる
そして俺の首元を引っ張り
『明…!?おい待っ…んっ、』
無理矢理口を重ねられる
『雪たんは黙ってて?』
『ん…ふぅ、っ、』
息が続かなくて苦しい
そこから何度も舌を捩じ込まれ、
立てなくなるまで続けられた
『っは…こんの、やろ…』
『これでいいでしょ?A返してよ』
何事もなかったように言う明
゛ええ、満足です。鍵を開けておきますね゛
゛ガチャ゛という大きな音と共に
ドアが開く。
その先に行こうと、足を進めようとする明
此奴、俺を置いていく気かよ…!!
そうはさせまいと、服の袖を掴んで引っ張る
『うお、っ』
『おい、立てなくした癖に置いていくな阿呆』
『あ−はいはい。連れていくって』
ずりずりと俺を引っ張る
痛い。此奴あとで覚えとけよ…!
そう明を恨みながらドアの中に引きずられていった
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レイン - 4Pまだ待ってるからな! (2018年11月23日 9時) (レス) id: 21ac21fda6 (このIDを非表示/違反報告)
雪丸 - グヘヘヘヘ…ジュル…(´゚ω゚`;)ハッ!!!!え、えっとぉ...BLっていいですよね!あはっ!この小説も終始ニヤニヤが止まりましぇんでしたグフフよ、4Pかぁ…いいっすねぇ!フヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ頑張ってください! (2018年4月13日 21時) (レス) id: 85d9027f98 (このIDを非表示/違反報告)
時雨。(プロフ) - 健全(?)女子しょーがくせーさん» お久しぶり!wなんかありがとうw (2018年4月5日 10時) (レス) id: 8b10943fdf (このIDを非表示/違反報告)
時雨。(プロフ) - 神奈さん» 投票をとって本編では雪オチにしました! (2018年4月5日 10時) (レス) id: 8b10943fdf (このIDを非表示/違反報告)
時雨。(プロフ) - 翔也さん» はい!!お楽しみに…!!!! (2018年4月5日 10時) (レス) id: 8b10943fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨。 | 作成日時:2018年1月18日 18時