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「大丈夫っすよ」
『･･･え？』
千冬くんは突然、後ろから抱きついてきた。
千冬くんは優しぃな･･････。甘えたらダメって分かっていてもこれじゃあ無理だよ･･････。
私の目からは涙が溢れ出して止まらなかった。
「俺、Aさんが泣き止むまでずっと一緒にいますよ。」
『うん･･･。』
「俺、Aさんのこと好きですから。ずっと、」
『う･･････ん？』
･･････今のって･･･？
･･････いや、友達としてって意味だよね？
私は振り向いて千冬くんの顔をみた。
「･･･あ、憧れの人です･･･から。」
･･･！！
千冬くんは凄く赤くなっていた。耳まで赤くなっていて私から目を逸らしてきた。
ちょっとドキッとした。
･･･な、なんだ･･･。憧れの人って意味か･･････。
『フフ･･･。』
「な、何笑ってんすか？！」
気がつくと私の目からは涙が止まっていた。千冬くんのおかげで。
『ありがとう千冬くん･･･！』
私は千冬くんの頭をわしゃわしゃと撫でた。千冬は「や、辞めてくださいよ！！」と言ってまた赤くなっていた。
「と、とりあえず、次の集会、俺が迎えに行きます。」
『本当？ありがとう。待ってるね。』
「うっす！！！」
私は千冬に手を振った。千冬は笑顔で帰って行った。
私には一虎も千冬もいる。こんな幸せなことってある･･･？
そう考えると、私は圭介まで欲しがっていた自分になんとなく嫌気がさした気がした。乃愛ちゃんの言っていることは正しかったのかもしれない。
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白由利 梨亜(プロフ) - 続きが気になります (2021年11月23日 23時) (
レス) @page14 id: 7a487b1649 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 千愛さん» 主人公がめちゃくちゃ美人で可愛くなり仕返しとかしますか？ (2021年9月15日 17時) (レス) id: 6834f31008 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - ちぷゅー！慰めたってやぁ！ (2021年9月9日 2時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
千愛(プロフ) - 雪見大福さん» コメントありがとうございます。一虎くんのそのセリフ･･･かっこいいですね･･･。めちゃめちゃ好きです。 (2021年9月8日 7時) (レス) id: cea5ac8877 (このIDを非表示/違反報告)
千愛(プロフ) - 紅華さん» コメントありがとうございます。この作品を読むにはハンカチが必須ですね。 (2021年9月8日 7時) (レス) id: cea5ac8877 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千愛 x他1人 | 作成日時：2021年9月7日 12時
