7話 ロイドside ページ9
ロイドside
Aさんが出かけている間に、部屋を確認して盗聴器などを探したがそれらしきものは見つからなかった。
組織に連絡すると、コードネームは［泡沫]で元々は狙撃班の主力だったらしい。
でもスパイは狙撃などを滅多にしないため、そこまで重要視されていた人物ではなかった。
『(2人が帰ってくる前に動かした物の配置を元に戻すか。)』
ちょうど全てを元通りにし終えた時、2人が帰ってきた。
「ただいま帰りました！」
2人を何事も無かったかのように迎えて礼を言う。
泡沫というスパイは本当に何も隠していないのだろうか。
いくら道具が隠されてなかったとはいえ、疑いはまだ残っている。
……そういえば今日、ハンドラーに呼び出されていたな。
Aさんに夜ご飯を頼んで行くか。
『Aさん、今日 仕事が入ってしまったので夜ご飯頼んでいいですか？』
「任せてください！お仕事頑張ってくださいね。」
スーツに着替えて道具の入った鞄を持ち、ハンドラーの元に向かう。
街中にある証明写真を撮るボックスから顔認証で地下に降りる。
「こんにちは、あるいはこんばんは。エージェント［黄昏]」
『こんにちは。今日はどういった御用でしょうか？』
「お前には急で悪いが、今日の午後9時にとある王冠を取り戻してきて欲しい。
東国の貴族から王冠が盗まれた。」
『今回も単独任務でしょうか？』
「いや、合同だ。午後8時に駅前の美術館前で集合するよう連絡はしてある。
私も彼女のことをよく知らないがよろしく頼むよ。」
『承知致しました。』
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
燈花です。
星に色が着きました！！！嬉しすぎて泣きそうです！！！
本当にありがとうございます！！
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燈花(プロフ) - ㊙︎さん» そうなんですね！細かい所まで見てくださって本当に嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年5月24日 18時) (
レス) id: 9b4ea3fbaa (このIDを非表示/違反報告)
㊙︎ - 俺の誕生日も3月23日です笑笑 (2022年5月22日 18時) (レス) @page2 id: 2021a0a852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燈花 | 作成日時：2022年5月15日 15時
