24話 ページ27
朝ごはんを作り終え、フォージャー家の皆さんを起こして回る。
そして仕事に行く黄昏さんやヨルさん、学校に行くアーニャさんを送り出して3日後に迫る任務の用意を始めた。
ピストルと小型ナイフ、催眠ガスをバレないように鞄に詰め、その上から書類や服を詰め込む。
イーデン校……
私が行ったことないような私立の大きな学校。
昔 そこまで豊かな暮らしをおくれていなかった私からすると、慣れない場所なので少し緊張する。
『久しぶりの潜入任務だし、銃の練習でもしに行こうかな。』
組織が経営するオフィスビルの地下には、いつでも格闘や銃などの武器の練習が出来るようになっている広い空間があり、初心者や任務前のスパイはそこで練習させて貰うことも少なくない。
思い立ったら即行動、服を着替えてオフィスビルに向かうことにした。
徒歩10分のところにある至って普通のビル。
中に入って綺麗な受付のお姉さんに、『非常階段ってどこにあります？』と一言聞く。
「非常階段ですね、承知しました。左の廊下を真っ直ぐ進んだところにありますよ」
非常階段はどこにあるか、これは地下に行くことを伝える暗号になっている。
左ではなく右にある廊下を真っ直ぐ進んだ突き当たりにある階段で下に降りる。
すると、ひんやりとした冷気が漂うコンクリート作りの廊下についた。
廊下を左に曲がったところにある重苦しい鉄の扉をあけ、練習場に漸くたどり着いた。
……今日は中堅からベテランのスパイが多い。
またなにか大きな任務があるのかもしれない。
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燈花(プロフ) - ㊙︎さん» そうなんですね！細かい所まで見てくださって本当に嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年5月24日 18時) (
レス) id: 9b4ea3fbaa (このIDを非表示/違反報告)
㊙︎ - 俺の誕生日も3月23日です笑笑 (2022年5月22日 18時) (レス) @page2 id: 2021a0a852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燈花 | 作成日時：2022年5月15日 15時
