第408話〜妖怪コマ回し勝負!〜 ページ36
あまめはぎは巨大ゴマに縄を巻き、勢いよく投げる
あまめ「いけぇ、巨大ゴマ!!」
そして鬼太郎も対抗するようにねずみ男に縄を巻いて持ち上げた
鬼太郎「それならこっちは…!!
ねずみゴマ!!」
投げられたねずみ男はグルグルと回転し、コマと対峙する
だが目玉おやじのように耐久性もなく、呆気なく弾き飛ばされてしまった
鬼太郎「くそぉ…!
うっ!?」
ねずみゴマが負けた途端、白い煙のようなものが鬼太郎の周りを包む
鬼太郎「これは…キノコの胞子!?」
すると胞子で先が全く見えない中、目の前から巨大ゴマが鬼太郎に襲い掛かる
鬼太郎「うわぁっ!!」
突然の不意打ちに鬼太郎は弾き飛ばされてしまった
そして地面に仰向けに倒れた鬼太郎に向かって、巨大ゴマが上から押し潰す
あまめ「ぃやったぁ!!」
勝利(?)に喜びの歓声を上げるあまめはぎ
一方鬼太郎は巨大キノコの下敷きとなっていた
鬼太郎「う、うぅ…しまった…!」
あまめはぎは両手を大きく広げて喜びを表す
あまめ「うははははは!!やっぱりオラのコマが一番だ!!」
────────
─────
カズオはいつもの公園で、地面に真っ直ぐの線を引いていた
カズオ「この線の上を走れば…」
どうやら、鬼太郎の特訓用に線を引いているようだ
するとそこへ猫娘とAがやってくる
猫娘「カズオくーん!」
それに気付いたカズオは公園の入口を振り返った
A「鬼太郎さん、いませんか!?」
カズオ「まだだけど…」
いつもと違って慌てた様子の二人は急いでカズオに駆け寄る
猫娘「何処にもいないのよ!」
カズオ「え!?」
そしてAの頭から目玉おやじも出てきた
目玉「胸騒ぎがする、一緒に探してくれんか!」
────────
─────
ねずみ男は山で火を焚き、その周りを囲むように串に刺したキノコを焼いていた
ねずみ男「ちぇっ!あまめはぎの奴、たったこれだけのキノコじゃ割に合わねぇよ…!」
ブツブツと文句を垂れながらそれなりに量のあるキノコを串に刺す
すると、その脇の草むらから猫娘の顔が覗いた
猫娘「折角鬼太郎を手引きしたのにね〜…」
ねずみ男「そうそう…」
猫娘「……にゃあ」
ねずみ男「ん?」
低い声でそう鳴いた猫娘と、振り向いたねずみ男の目が合う
ねずみ男「おわぁぁぁぁぁ!?」
そしてようやく気が付いたねずみ男に猫顔を向ける猫娘
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桜(プロフ) - スムージーさん» えぇ、もちのろんです。(真顔)← (2017年11月19日 21時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - 桜さん» ありがとうございますぅ!!!いえいえ、作者も変なので全然大丈夫ですよ!!wこんな小説でも発狂してくれたなんて、嬉し過ぎてこっちが発狂しそうです!これからもどうぞ見ていってください! (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - サヤノさん» おぉ!ありがとうございます!参考にさせていただきますね!もう随分前からお待たせさせてしまってますが、もう少しで書けるのでお待ち下さい!リクエストを貰った側が言うのもなんですが、本当にごめんなさい(´・ω・`) (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - もうめっちゃ大好き!!いきなり変な事言ってすみません。頑張ってください!!もう、毎日見て発狂してますww← (2017年11月19日 17時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 出来るだけ早く、妖怪裁判の前の回は確かゴーゴンと古椿とモンローさんとピーさんの列車と一目入道と鬼太郎グッズとゆらりひょんの脱獄と見上げ入道さん親子と二大鬼髪と松明丸と死神ツアーとそれから地獄ツアーと西洋妖怪対戦で以上です。 (2017年11月19日 9時) (レス) id: 876a5b3505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スムージー | 作成日時:2017年10月6日 20時