第３７６話〜ネコ娘と羽叶の妖怪バスツアー〜 ページ4
再びニヤリと笑った狂骨は、Aを追いかける
だがすぐに捕まえようとせず、適度なスピードで追いかけたり、行く手を阻んで逃走路を変えさせたりした
そう、まるでどこかへ
しかし、Aはそれに気が付かないまま走り続ける
そして、それが裏目に出てしまった
────────
─────
ねずみ男「おぉい！鬼太郎〜！
見ろ！」
意気揚々と戻ってきたねずみ男は手に持っていた紙を広げる
紙には日本地図と各都道府県に付いている炎のマークが描かれていた
ねずみ男「灯篭を使った妖怪国内旅行ツアー！
これならどうだ！？」
黙ってねずみ男の話を聞いていた鬼太郎は、ハッと思いついたように目を見開く
─────
────────
逃げていた二宮と羽原、そしてAが鉢合わせしまった
『ひっひっひ…いろはにほへと…』
狂骨は羽原に手を伸ばす
だがギリギリで二宮が跳ね除けた
二宮「羽原、バスガイドさんと逃げろ！」
羽原「えっ…！？」
すると邪魔をされた狂骨は二宮の頭を掴んで持ち上げる
A「二宮君！！」
羽原「二宮！！」
『お前は"は"の次だッ！！』
そう叫んで二宮を遠くに投げ飛ばした
羽原「二宮ッ！？」
駆け寄ろうとした羽原を狂骨が立ち塞がる
『お前の名前はなぁに…？
教えておくれ…』
A「羽原さん！！」
ドンッとAが羽原を突き飛ばした
途端、狂骨はAを掴みあげる
A「う…ぐっ…」
そして大きく口を開けると＿＿
「待ちなさぁいッ！！」
猫娘の上着で穴の応急処置をした一反木綿から猫娘が飛び降り、狂骨の身体を腹部からぶった斬った
『ぐぁあぁっ！？』
猫娘「にゃああっ！！」
もう一度狂骨の腹部を切り裂く
そして狂骨が怯んだその一瞬の隙を狙い、一反木綿が狂骨の顔に巻き付いた
一反木綿は大きく振りかぶると、狂骨を投げ飛ばす
羽原「二宮！二宮っ！！」
呆然としていた羽原は我に返ると、倒れている二宮に駆け寄った
二宮「あ…」
猫娘もAの肩をさする
猫娘「Aちゃん、もう大丈夫だからね！」
A「すみません…ありがとうございます」
なんとか立ち上がったAを連れて、猫娘は二宮の元に寄った
猫娘「二宮君、大丈夫？」
二宮はボロボロの二人を見て心配そうに声を漏らす
二宮「ガイドさん達…
っ！！」
二人は猫娘の猫顔を見ると、悲鳴を漏らした
羽原「オ、オバケ…！？」
第３７７話〜ネコ娘と羽叶の妖怪バスツアー〜→←第３７５話〜ネコ娘と羽叶の妖怪バスツアー〜
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桜(プロフ) - スムージーさん» えぇ、もちのろんです。（真顔）← (2017年11月19日 21時) (
レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - 桜さん» ありがとうございますぅ！！！いえいえ、作者も変なので全然大丈夫ですよ！！wこんな小説でも発狂してくれたなんて、嬉し過ぎてこっちが発狂しそうです！これからもどうぞ見ていってください！ (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - サヤノさん» おぉ！ありがとうございます！参考にさせていただきますね！もう随分前からお待たせさせてしまってますが、もう少しで書けるのでお待ち下さい！リクエストを貰った側が言うのもなんですが、本当にごめんなさい(´・ω・｀) (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - もうめっちゃ大好き！！いきなり変な事言ってすみません。頑張ってください！！もう、毎日見て発狂してますww← (2017年11月19日 17時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 出来るだけ早く、妖怪裁判の前の回は確かゴーゴンと古椿とモンローさんとピーさんの列車と一目入道と鬼太郎グッズとゆらりひょんの脱獄と見上げ入道さん親子と二大鬼髪と松明丸と死神ツアーとそれから地獄ツアーと西洋妖怪対戦で以上です。 (2017年11月19日 9時) (レス) id: 876a5b3505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スムージー | 作成日時：2017年10月6日 20時
