第402話〜妖怪コマ回し勝負!〜 ページ30
猫娘が言い終わらないうちに、自転車が進む先に一人の男の子の後ろ姿が映った
鬼太郎「あ、危ない!!」
男の子「え?
えっ!?」
三人「「「うわぁぁぁぁ!!!」」」
鬼太郎は男の子を避けようとして、猫娘諸共目の前の池に落ちる
男の子はAが髪を伸ばして受け止めたので無傷で済んだ
A「鬼太郎さん!?猫娘ちゃん!?」
────────
─────
池から引き上げられた二人はびしょ濡れの状態でベンチでのびている
男の子「お兄ちゃん自転車乗れないの?」
鬼太郎の隣にしゃがみ込む男の子は不思議そうに尋ねた
鬼太郎「う、うん…ごめん…」
すると男の子はにぱっと笑い、鬼太郎にある提案をする
男の子「じゃあ、僕が教えてあげるよ!」
鬼太郎「え…?」
鬼太郎はゆっくりと男の子の顔を見上げた
男の子「へへっ!」
〜〜〜〜
そこから、男の子を含めた四人で自転車の訓練が始まる
カズオ「バランスの取り方が大事なんだよ!」
猫娘「そうそう!」
A「頑張って下さい!」
鬼太郎「はい、頑張ります!」
三人にアドバイスや応援を受けながら、公園の遊具でバランスを取る練習したり、自転車に挑戦したりを繰り返した
__そして日も傾き出した頃に、その日の訓練も終わる
男の子「僕、明日は出掛けるから…
次は月曜日に練習しようよ!」
鬼太郎「うん!」
カズオ「僕カズオ!
またね!鬼太郎兄ちゃん、猫娘姉ちゃん、A姉ちゃん!」
カズオは手を振りながら、公園を後にした
鬼太郎「またね!カズオ君!」
猫娘、A「「またね!」」
────────
─────
次の日
ねずみ男が来ていた山に、偶然カズオ一家もキノコ狩りに来ていた
母「キノコ、沢山取れるといいわね」
カズオ「うん!」
のんびり歩いていた両親を待ちきれなくなったのか、カズオは先に走り出す
カズオ「先に行くよ!」
母「あんまり遠くに行っちゃダメよ〜!」
〜〜〜〜
カズオは森の中に入り、早速キノコを見つけた
カズオ「あ、あったぁ!」
嬉しそうにキノコに手を伸ばしたカズオの背後から、不意に声を掛けられる
「キノコ採りかい?」
カズオ「え?」
すると、木の陰からねずみ男がヌッと現れた
ねずみ男「へっへっへっへ…あっちに珍しいキノコがあるよ?」
年頃の男の子が故の好奇心なのか、カズオはねずみ男についていく
そして連れられた先には、あの謎のキノコが生えていた
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桜(プロフ) - スムージーさん» えぇ、もちのろんです。(真顔)← (2017年11月19日 21時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - 桜さん» ありがとうございますぅ!!!いえいえ、作者も変なので全然大丈夫ですよ!!wこんな小説でも発狂してくれたなんて、嬉し過ぎてこっちが発狂しそうです!これからもどうぞ見ていってください! (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - サヤノさん» おぉ!ありがとうございます!参考にさせていただきますね!もう随分前からお待たせさせてしまってますが、もう少しで書けるのでお待ち下さい!リクエストを貰った側が言うのもなんですが、本当にごめんなさい(´・ω・`) (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - もうめっちゃ大好き!!いきなり変な事言ってすみません。頑張ってください!!もう、毎日見て発狂してますww← (2017年11月19日 17時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 出来るだけ早く、妖怪裁判の前の回は確かゴーゴンと古椿とモンローさんとピーさんの列車と一目入道と鬼太郎グッズとゆらりひょんの脱獄と見上げ入道さん親子と二大鬼髪と松明丸と死神ツアーとそれから地獄ツアーと西洋妖怪対戦で以上です。 (2017年11月19日 9時) (レス) id: 876a5b3505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スムージー | 作成日時:2017年10月6日 20時