第３８６話〜鬼太郎抹殺作戦〜 ページ14
砂かけ「やれやれ…これ以上大きな物に乗り移られたら手に負えん所じゃったよ…」
潰れたトラックを脇に会話をする一同
猫娘「今度こそ、大丈夫よね？」
再度安全を確かめるように鬼太郎に聞いた
鬼太郎「近くに乗り移れそうな車は一台も無かった、片車輪は完全に消えたよ」
だが、その中で目玉おやじが一人だけで不安げに声を漏らす
目玉「…だといいんじゃが…」
鬼太郎「え？」
目玉「なんか、嫌な予感がしてのぉ…」
そんな目玉おやじを安心させるように、皆は笑ってみせた
A「目玉さんは心配性ですね！」
子泣き「大丈夫じゃよ！」
鬼太郎「そうですよ、父さん
行きましょう？」
目玉おやじはまだ不安が残っていそうな声のまま、その場は納得する
目玉「…そうじゃな」
そして皆は帰路を辿っていった
………………
…………
……
誰もいなくなり、静まり返った道路
道路に鎮座する潰れたトラックの中には、山のように積まれたラジコンカーの箱があった
するとその箱の山が炎でメラメラと燃え出す
その内の箱の一つから、ひとりでに動いているラジコンカーが突き破って出てきた
『キュールキュルキュル！』
そのラジコンカーには、片車輪の顔がついている
『ま〜だ消えてないよォ！？』
────────
─────
次の日の朝
目玉おやじは茶碗風呂の横で胡座をかき、ぼんやりと何かを考えていた
鬼太郎「それじゃ父さん、夕飯の買い出しに行ってきますね」
鬼太郎が目玉おやじの背中に声を掛けても、目玉おやじはうんともすんとも言わない
鬼太郎「…？
父さん？」
もう一度呼びかけると、目玉おやじは顔を上げて振り返った
目玉「…ん？あ、あぁ…」
挙動不審な父の姿に鬼太郎は疑問を感じる
鬼太郎「どうしたんですか？考え事ですか？」
そう聞かれ、目玉おやじは少し言葉に詰まった
目玉「うぅん…どうも胸騒ぎがしてのぉ…年のせいかの」
湯船に入らず、唸り続ける目玉おやじに微笑む
鬼太郎「お風呂に入ればスッキリしますよ
じゃあ、行ってきますね」
それだけ言うと、鬼太郎は入り口の簾をくぐって出掛けていった
鬼太郎の後ろ姿を見送ると、自虐のようにため息をついて顔を下げる
目玉「やれやれ…」
「父さん？」
顔を下げていた目玉おやじは再び顔を上げた
目玉「ん？忘れ物か、きたろ…」
だがそこに立っていたのは、鬼太郎ではなくねずみ男だった＿＿＿
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桜(プロフ) - スムージーさん» えぇ、もちのろんです。（真顔）← (2017年11月19日 21時) (
レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - 桜さん» ありがとうございますぅ！！！いえいえ、作者も変なので全然大丈夫ですよ！！wこんな小説でも発狂してくれたなんて、嬉し過ぎてこっちが発狂しそうです！これからもどうぞ見ていってください！ (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - サヤノさん» おぉ！ありがとうございます！参考にさせていただきますね！もう随分前からお待たせさせてしまってますが、もう少しで書けるのでお待ち下さい！リクエストを貰った側が言うのもなんですが、本当にごめんなさい(´・ω・｀) (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - もうめっちゃ大好き！！いきなり変な事言ってすみません。頑張ってください！！もう、毎日見て発狂してますww← (2017年11月19日 17時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 出来るだけ早く、妖怪裁判の前の回は確かゴーゴンと古椿とモンローさんとピーさんの列車と一目入道と鬼太郎グッズとゆらりひょんの脱獄と見上げ入道さん親子と二大鬼髪と松明丸と死神ツアーとそれから地獄ツアーと西洋妖怪対戦で以上です。 (2017年11月19日 9時) (レス) id: 876a5b3505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スムージー | 作成日時：2017年10月6日 20時
