【HQ】宮ツインズの義姉。2

義姉。46 ページ7

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「いつまでこっちいれるんだ？」



『明日までかな。明後日は東京も寄りたいから』



「Aさんずっといてくれないんですか？！」




しょーよーが叫ぶ。



ずっととは。




「またAさんのいない生活が始まるのか……」



「龍、いっそのこと俺たち……兵庫に引っ越そうぜ」




急に縁起の悪いこと言い始めたかと思って焦った。




「それ名案だな！」



「あ！！そういえばAさん！この前電話に映ってたあの輩は大丈夫ですか！！」




輩って、ウケる。



大丈夫ってなに。



『あの人っちもバレーやっててん、むっちゃ上手い』



ツムは高校ナンバーワンセッターだしね。



「その人って名前なんスか」



『宮侑と宮治』



教えるとトビオちゃんが目を見開く。


知ってるの？



「高校ナンバーワンセッターの、！」



「あ！それだ！」



トビオちゃんがキラキラの目で言う。


知ってるんだ。



『でもねーかなりめんどい人たちなんだよ……あ、電話』



スマホを確認すると、サムから電話がきていた。


ツムからのだと出ないって分かってるんやー



『電話来てるけど、』



「出てください！俺が決着つけます！！」



トビオちゃんに話す？と聞こうと思ったら夕が割り込んできた。


なんの決着だよ。




『あ、もしも』



〈Aまだ帰ってこないん？！何しとんねん？！〉



この金髪私の話聞いてたかな。



三連休中遊び行ってくるねって言ったはずなんだけど。




「おい！Aさんの弟！」



〈あん？！誰や！俺は弟ちゃう彼氏や！〉



『ツムお前今すぐその口閉じろ』



言う事聞かないやつやな。



また彼氏ですくだりじゃん。

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