77話 _町へのお出かけの段�� ページ31
勘右衛門side
女の人の波に飲まれたあと
気づいたら俺と三郎は知らない場所にいた
でも、どうにか先輩達と合流しようと
人に聞いたりして、まずは大通りに行こうとしてたら
いきなり知らない男達がやってきて
2人して抱えられて、路地裏のような所に連れていかれた
鉢屋｢離せ！｣
尾浜｢力強すぎ!｣
暴れようとしたが、無駄にガタイのいい男の手からは逃れられなかった
すると、〇〇〇円で売れるなどの声が聞こえてきた
これってもしかして人ざらい!?
縄で縛られたあと
横に縛られた鉢屋を見てみると
鉢屋｢……ｯﾝ…、ｩ｣
泣きそうになっていた
尾浜｢大丈夫だよ、絶対先輩達が助けてくれるもん｣
鉢屋｢でもコイツら、力…すごく強い…じゃ、ないか｣
尾浜｢で、でも絶対、絶対大丈夫だよ｣
俺も怖くて泣きそうだったけど
三郎の前で泣きたくなくて我慢した
コイツら、力とか特に強かった
俺らではかなうわけもなかった
…先輩達が助けてくれることを信じるしかなかった
…そんな時
人攫い｢ｳｯ!?｣
人攫い｢ｸﾞﾊｯ!｣
人攫い｢…痛ッ!?｣
アイツらの呻き声が聞こえてきた
地面の影に、屋根の上の人影がうつった
人攫い｢…誰だ!!｣
屋根の上を見ると
A先輩がいた
鉢屋｢A先輩？｣
…A先輩は別人のようだった
いつもの優しい雰囲気をまとってはなかったから
すると、何故か
人攫い達が息を荒くし、地面に倒れていき、
A先輩が綺麗に屋根から降りてきた
A先輩『笑』
人攫い｢…ｽ、ﾊｧ ｧお、女、何をしやがった｣
A先輩｢さっき、君らに刺した矢、毒付きなんですよね｣
A先輩は吹き矢を手に持ちながら説明する
毒矢!?
人攫い達を見ると全員尻に矢が刺さっていた
…いつの間に
A先輩『なんの毒だと思います？』
A先輩『…えぇ、苦しみながら死ぬ毒ですよ』
背筋が凍った
人攫い｢う、うそだろ｣
A先輩『いえ。今、苦しんでるのが証拠でしょう？1分後には完全に息が出来なくなり、全細胞が機能しなくなるでしょう、苦しみながら死にます』
人攫い達は青ざめていく
A先輩｢ですが、ほら、これはこの毒の解毒剤です。この子達に二度と手出ししないなら渡しますよ｣
78話 _町へのお出かけの段�ア�←76話 _町へのお出かけの段��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 138人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あおい - コメント失礼します！リクエストを採用してくださりありがとうございます！！とても嬉しいです☺これからも応援してます！！無理せず、お体に気をつけて主様のペースで頑張ってください！ (5月10日 16時) (
レス) id: 63ae223e49 (このIDを非表示/違反報告)
綾香(プロフ) - 英美さん» 最近高校と、バイトと、色々忙しいんですよね。沢山コメントして頂いててありがとうございます！明日には1つは出せるようにしときますね (5月10日 1時) (レス) id: df8c2deba2 (このIDを非表示/違反報告)
英美(プロフ) - 新しい話が見たいです。 (5月9日 11時) (レス) id: 0527a23423 (このIDを非表示/違反報告)
英美(プロフ) - 88話て更新まだですか? (5月8日 9時) (レス) id: 0527a23423 (このIDを非表示/違反報告)
綾香(プロフ) - 英美さん» 高校が忙しいので、少しおくれます！ (4月22日 19時) (レス) id: df8c2deba2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：綾香 | 作成日時：2024年2月27日 10時
