76話 _町へのお出かけの段�� ページ30
…とんでもない目にあった
俺は女性の波に特に飲まれたらしく
女性達と共にセールの店まで来てしまったのだ
波をかき分けて、この波から出ようとすると
今は女性の格好をしているため
横入り…獲物(着物)を狙われていると勘違いされ
…まぁ、とにかく大変だったのだ
その後、ボサボサになった髪を整えながら
お団子屋へと道を進むと
知らん男にナンパされまくる
これがよく去年の作法委員長が言ってた
‘’美しさという名の罪”…か、知りたくなかったよ
これは俺が1番最後だろうと、
皆の嫌味を覚悟して団子屋に着くと
後輩くんが慌てながら話しかけてきた
後輩｢1年生2人がまだ来てないんです！｣
『えっ…遠くに波に流されたとかないのですか？』
後輩｢そうだと信じたいんですが…｣
後輩くんはそっと団子屋の看板娘さんを見る
看板娘｢昨日、町に人攫いが出たらしいんです｣
看板娘｢それも、子供だけを狙う…｣
…最悪だ、
昨日の情報なんて知るかよ
下見に来た時はそんな人攫いいなかったから油断してた
人攫いの事を知ってたら今回は連れてこなかったのに
なんで、昨日から行動するんだよ
『ﾁｯ…人攫いの可能性大か』
後輩｢…先輩｣
『ちょっと行ってくる、君はここで待っててよ』
後輩｢いや、でも｣
『頑張るから』
後輩くんは納得してなさそうだったが
俺は団子屋を飛び出した
大通りから近い裏道でも回るか
いや、それだと時間がかかるから危ないな
走りながら考える
俺の頭の中の委員長が
｢女装でそんな走り方をするなんてｯ!?｣
なんて言ってるが知らない
緊急事態かもしれないんだ、許してください
男｢あれ、綺麗なねーちゃんじゃねえか！｣
男｢さっき、ねーちゃんと一緒にいた坊主たちがあっちの方の裏にガタイのいい男達と入ってたんだ｣
男｢無理やりって感じだったぜ｣
いい情報を得た
美しいと顔を覚えられやすいな
さすが美しいという名の罪
『ありがとうございます、おじ様？』
ガタイのいい男達か
俺は力対力だと負ける確率が高いし
男達が何人かも分からない
正面突破は難しいな
俺は
地面を強く踏み込み、手を伸ばし
屋根の上に乗った
女らしからぬ行動をした
俺の頭の中の去年の委員長は
倒れた
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あおい - コメント失礼します！リクエストを採用してくださりありがとうございます！！とても嬉しいです☺これからも応援してます！！無理せず、お体に気をつけて主様のペースで頑張ってください！ (5月10日 16時) (
レス) id: 63ae223e49 (このIDを非表示/違反報告)
綾香(プロフ) - 英美さん» 最近高校と、バイトと、色々忙しいんですよね。沢山コメントして頂いててありがとうございます！明日には1つは出せるようにしときますね (5月10日 1時) (レス) id: df8c2deba2 (このIDを非表示/違反報告)
英美(プロフ) - 新しい話が見たいです。 (5月9日 11時) (レス) id: 0527a23423 (このIDを非表示/違反報告)
英美(プロフ) - 88話て更新まだですか? (5月8日 9時) (レス) id: 0527a23423 (このIDを非表示/違反報告)
綾香(プロフ) - 英美さん» 高校が忙しいので、少しおくれます！ (4月22日 19時) (レス) id: df8c2deba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾香 | 作成日時：2024年2月27日 10時
