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中也「よう、手前ェか……俺にあんなもんくれた奴ァ」
男「うぅっ!」
男がチビに銃口を向けた瞬間……。
カシャンッ
ドカッ
男「ぐっ…!?」
僕が手錠から抜け出し、顔面にお見舞いしてやった。
「……一寸外した(ボソッ
ちゃんと顎に当てたかったのに……。
中也「下手糞」
「は?」
恰好付けて立ってる此奴がマジで腹立たしい!!
「僕が居なきゃ今頃死んでかも知れない無能に云われたくないね」
中也「手前ェッ!どういう意味だコラッ!!」
「其のままの意味だ!それに君はあんな派手に殺り散らかして!事も判らない餓鬼か?!動物か?!」
中也「何も判ってねェのは手前ェもだろうが!!」
─────
──作戦実行前──
中也「チッ……撃たれた処が気持ち悪ィ」
「僕が取ってあげるよ」
中也「……?」
中也「痛ェ──?!」
グチュグチュ
「動くなよ…」
中也「莫迦!ずっとほじってンじゃねェ!!」
ゴリッ
「あ、骨発見〜♪」
中也「手前ェ……(怒
─────
中也「普通あんな取り出した方しねェ!!」
「命の恩人に何て口聞くんだ?君だって阿保みたいに暴れまくってたじゃあないか!」
中也「巫山戯ンな!銃弾の一発ぶち込まれれば誰だってキレんだろうが!!」
「頭が弱いの!何も考えず後先────
──────────
NOside
鴎外「お疲れ様……酷い怪我だが、どんな相手だった?」
中也「「此奴」」
二人はお互いに指を指した。
鴎外「見事だよコンビネーション、見ていて胸が躍ったよ。流石は良き相棒同士だね」
「辞めてよ、気色悪い…!」
中也「こんな奴の何が相棒だ!」
鴎外「此れからも期待しているよ〜(ニッコリ
そう云うと、鴎外はそのまま部屋を出ていった。
中也「そう云ァ、何で知ってンだ……」
“見ていて胸が躍ったよ”
「彼の人は覗き見が好きだからねぇ…」
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楓(プロフ) - みきさん» ありがとうございます!受験が徐々に近づいて来ますが、マンツーマンで頑張りたいと思います! (2019年7月25日 21時) (レス) id: 2075f0069f (このIDを非表示/違反報告)
みき - とっても面白いです!更新楽しみにしています。頑張って下さい(*´∇`*) (2019年7月15日 22時) (レス) id: 359c6732d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オワタ・楓 | 作成日時:2019年2月3日 10時