新年明けましておめでとうございます ページ1
敦「新年」
鏡花「明けまして」
「「「おめでとうございます」」」
敦「って、凄く遅くないですか?」
「確かに、作者がありとあらゆる言い訳をつけて伸ばしてたみたいだけれど」
「良いのだよ敦くん、盛大に打ち明けよう」
そう云う太宰は、両手いっぱいの酒と蟹持っていた。
敦はその奥に、探偵社一同が、楽しく騒いでいるのが見えた。
敦「唯飲みたいだけですよね」
滴が落ちるような声をこぼした敦の後ろに、黒い人影が……。
ゲジッ
芥川「一々口を挟むな人虎」
敦「いった……あ、芥川?!!」
敦の頭を片足で踏んだのは、芥川だった。
「え、ってことは」
ドズッ
「ぐおえっ?!」
太宰の身体が、前方に吹っ飛ぶ。
中也「おお、芥川。遅れて悪ィな」
太宰の身体を吹き飛ばし、現在頭を両足で踏みつけているのは、中原中也。
芥川「僕も先程来た故……」
「降りろ蛞蝓……」
すると、中也の出てきた場所から、ポートマフィアがゾロゾロと。
樋口一葉、黒蜥蜴、尾崎紅葉……
敦「な、何でポートマフィアが此処に…」
鴎外「仙台一隅の好機だからさ」
太宰が俯せのまま顔を上げると、其処にはポートマフィア首領、森鴎外が立っていた。
鴎外「我々が浸入することが出来る程甘い警戒心。此方からしたら、探偵社を潰せる好機としか云いようがない」
「……何気に初登場ですね森先生」
鴎外「つまり、我々が此処で奇襲をかければ、一発ということだ」
「あれ、聞こえてないのかな……」
鴎外「と云うことで、飲み比べ対決!」
「は?」
─────
敦「飲み比べって云われても……未成年もいるのですが……」
「じゃあ大人の対決と云うことで」
最終戦〜太宰対中原〜
与謝野「此れはまた………最後の最後で厄介だねえ」
鏡花「試合が長引くようなら、得点はいけないことにする」
ナオミ「ノリノリですわね、鏡花ちゃん」
下らない争いに対して、鏡花は真剣な顔をして話した。
鏡花「禁断の大人の対決………何か、将来の役に立つ可能性が……」
敦「その発言は駄目だよ鏡花ちゃん!!!それに絶対役立たないよ!」
ナオミ「スタートですわ!!」
─────
「ねえ中也、凄く珍しいお酒を手に入れたのだけれど……」
中也「じゃあそれで勝負だ」
↑(只飲みたいだけです)
ー数分後ー
中也「だぁから!!オレはぁ…何時まで経っても変われねェんだあよ!!」
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楓(プロフ) - みきさん» ありがとうございます!受験が徐々に近づいて来ますが、マンツーマンで頑張りたいと思います! (2019年7月25日 21時) (
レス) id: 2075f0069f (このIDを非表示/違反報告)
みき - とっても面白いです!更新楽しみにしています。頑張って下さい(*´∇｀*) (2019年7月15日 22時) (レス) id: 359c6732d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オワタ・楓 | 作成日時：2019年2月3日 10時
