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"化粧で化ける"
と思う子はいるだろうか。モトがいいからなのか、化粧するとホント5人に1人が振り返る程の美人。

そう。そのそれが私の妹である

今日もまた夜遅く彼が残っているので一人で待つ日々である。
ピピピ。私の携帯から電話が鳴る。その相手はなんと何年間か過ごしてきた妹。

2人共成人してから全く会ってないし連絡もしあっていない。一体何のようなのだろうか。

『もしもし?』

《いや知らしてなくてあたしがホント申し訳ないんだけど》

序盤から謝るなんてびっくりした。さては私のお金でも盗んだのか

《私子供出来たんだよね》

・・・

『え??いつ?!相手は?!』

《まあまあ落ち着いてよ!今度紹介するからさそれで!あたしが言いたいことはバビルスに転校させようと思ってんだけど。もう決まっちゃったことなんだよね実は。だからあたしの子供面倒みてやってよ!じゃ!ごめんね!》

プツ。電話が切れる。

待ってくれどういう事だ。あまりにも展開が早すぎてついていけてない。

えっと。いわゆるいとこがバビルスに転校してくるということだが…。

気まずい。

そして何故子供がそんな歳になるまで私に黙ってたのか疑問である。多分お母様達も知らないのでは。と思うが流石に知ってるか

きっと恥ずかしかったのならちょっと可愛いが…。ちょっと重症では?

…情報が来るまで待つしかないのか…

★★★★

〜〜何日後〜〜

そうそれはある日のこと。突然バビルスの校門に男の人が大勢囲む時がやってきた。

学校は男に囲まれるが生徒がやってくる時間にはどかさないといけない。

そこで1人の女がやってきたのだ。

『え。これなんですか…』
↑彼氏は朝早いので、必ず遅くに来る

その言葉と同時に男たちは彼女に視線を向ける

「この白く淡い肌!」

彼はAに近付き、太ももを注目する。

「そして真っ赤くちびる!」

もう一人の彼はAの顔を近づき、顔に注目する。

『ちょ、ちょっとなんですか!』

Aは困惑し、直ぐ様離れ、ダリの袖をつかむ。
そうすると彼らは「失礼」と言い、胸から名刺を取り出す。

「僕達、ハニー・ユリ様のSDをさせていただいてます。スズキと申します。ユリ様のお姉様にお会いでき光栄に思います」

「「「「思います!!!」」」」

私に向け、90度のお礼をする彼らは、妹の…SDらしい…。

「知り合い?」

『いやまあ…うん』

とてつもなく迷惑である。

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作者名:ぐら | 作成日時:2023年12月25日 1時

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