ダーリンとハニー (ページ4)

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「どういう事ですか。A先生」

今にも怒りが爆発しそうな彼が私の方を向く。私は汗を垂らしながら『すみません…』

と言う事しか出来ない。

「笑うな貴様ら!!」

★★★★

『とのように。うんまあ、がんばれ』

私はカルエゴ先生に勿論怒られ、嫌い認定されたであろう。私に得するものがなかった。

「えちょっと！！何も教えてくれないの？！」

『園芸って簡単じゃないか。何を教えるんだ』

「感情の出し方とかさぁぁ!!」

『感情の出し方ね…相手のこと思ってたら出来るんじゃない？思いやりを大切にだよ！』

そし、私は彼らに背を向け帰ろうとした。
だってやることないじゃないか。別に先生になったとしても資料とかするわけじゃないし、

「Aちゃん？」

ビク。後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。

『ダリくん…』

「ここでは先生じゃない？」

ヘラヘラしている彼は絶対私が教師になったみたいな報告受けた時絶対ゲラゲラと涙を流しながら笑ってたに違いない。

「びっくりしたよ。突然報告聞いてね〜」

『ええああそうですね…』

近づいてくる彼からさりげなく遠ざかるが
職場姿の彼はめずらしい。なんていうか初めて見る

「あれなんか僕求められてる？」

『間違えた』

しまった。見過ぎた。それよりも早く撤退しよう。ダリくんの職場姿とかどうでもいいから！

『え？職員室行かないといけないの？』

「そりゃ、何日か教員になるんでしょ？」

・・・

★★★★

「わ〜！！僕の後輩だ！！僕のことはロビン先輩って言っていいよ！わからないことがあったら聞いてね！」

『よろしくお願いします』

頑張って職員室に足を踏み入れた所、緑のちっちゃい先生が迎い入れてくれた。
彼はロビンと言うらしい。元気で可愛い。

「机は色んなの置いて良いんだよ！」

『そうなんですね』

「でここの水は無料だから乾いたら飲んでね！」

『はい』

それでと言い、彼は職員室を案内してくれる。

その間教員たちは考えていた。

(((どう接すればいいんだろう！！！！)))
と。

あのダリ先生の婚約者となれば何かしたら絶対怒られるのがお約束である！

それにハニー家はお金に溢れている程の金持ち！あれは相当な頑固…。何かあったら絶対ダリ先生に言う。

ツムルは頭を抱えた。

(アクドルのあの人に似ている！！席となりだし！)

遠くから見るかりに、体調の悪い人。だが教員たちは分かっていた。悩んでいるのだと！

『あの…』