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沈黙が渡った。
「…かわいいねA先生…」
『うるさいな』
★★★★
「A先生！ちょっとここのエリア取ってきてくれませんかね…」
『どの…』
マルバス先生から、ある資料が渡される。
「授業で使うらしく…。お願い出来ませんか？」
『ああはい全然大丈夫です、任せて下さい』
「すみません！ありがとうございますお願いします」
そう言うと彼は、席へ戻っていった。
そして私は任せられた仕事の処理をした。
今職員室は大忙しである。
「え？もう取ってきたんですか？」
『？はい魔物などを処理するだけですよね』
そう言うと彼は私の手を掴んでキラキラした目でこちらを見る…。
『なんですか…』
「これも…!!」
さて話を戻すが、とある行事が近く、収穫祭というらしい。
私の学校ではしなかったのでとても楽しみである！
というところで、私が任せられたのは収穫祭、授業で使う所の魔物または危険と認識するものを処理する仕事。
簡単なのでありがたいが…。ただ魔術を出しまくるだけだし。ストレス発散にもなる
だけど気をつけなければならないのは、魔術が不足すること。これだけは気をつけよう。
〜２時間後〜
ピシッピシッと体がしびれる。
体が動かない！！
魔術を使いすぎた一気に。筋肉痛みたいなものだけど…！
どうしよう。というか眠たい。
こんな時に？けどねている間に…。
ZZZ……。
★★★★
パチッ…
ある匂いで私は目が覚めた。
「あ起きた大丈夫？」
目の前にはしゃがんで口にタバコを挟んでこちらをみるダリ
『タバコくさい…』
「え？」
『その匂いで目覚めたよ私』
鼻をつまんで、ジト目で彼を見た
「魔じ？」
『まじ』
「これでちゅーする？」
『絶対しない』
「ならしばらく吸っとこうかな」
なぜだ。
『ダリくん』
「ん？」
『煙草臭い』
「ええ〜？許してくれないかな。一息つけるのも君の前だけなんだから」
そうやって、無意識か分からないけどちょっとした特別扱いをしてくれるのあまり嫌いではない。
『特別ね』
素直になれない私だけど。
★★★★
ーーーースキ魔ーーーー
ライム先生は、Aの隣である。
『今日も大変でしたねぇ』
先程まで、体がしびれ動かなくなっていた彼女だが動けた瞬間ホッとするものである
『お疲れ様でした』
「お疲れ様〜」
『けどこれからもやらないといけないんですよねぇ』
「そうね〜」
『大変ですねぇ』
「そうね〜ふふっ。可愛いわね」
愛くるしいらしい。
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作者名：ぐら | 作成日時：2023年12月25日 1時
