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「あなたお母様のお姉様なんだってねケチねホント。ケチすぎよ!」

グチグチグチグチ私の職員室の椅子に座って爪を噛む彼女。

先程の彼女はどこに行った?!!

と混乱してしまうのも当たり前!


私達は騙されていたのだ。彼女に!

思い返してみてほしい。私が初めて教員となったとき初対面の方には演技をしていた!

そうツムル先生に!

ハニー家には何故か変な流行がある!
初対面の方には必ず演技をするという。媚びるような演技である!

それで相手の反応をみて、相手がどんな人なのか分析する流行。

まさに意味がわからないが私も生まれた瞬間それを教えられた。

多分流行とは言わないのと思うけど。

「何これ…」

やってきたダリ先生がAに喋りかける。
先程まで爪を噛んで怖い顔をしていた彼女は、みるみると顔を変える。

「じゃ、見れるものも見れたしクラス戻るわ」

『えもう行っちゃうの?なら…。これからよろしくね!』

「ええ」

ニコニコしているAだが内面ではなんでタメ語使われてるんだろうと性格が悪いA。

★★★★

彼女が来た時からバビルスは奪われた。と言っても過言ではないだろう…

それに私のいとことなればこのような質問もされる。

「ウミさんって彼氏いるの?!ねぇ!いとこ何でしょ!教えて!」

『知らないよ!』

この質問が何回されたか…。
以外にも女の子からもモテてるらしい。

「こんにちは。Aさん」

『え?ウミちゃん?どうしたの?』

隣で小さい背でこちらを見てくる。頭を撫でたくなるもんだ。
と思うほど可愛い。彼女は。

「Aさんってああ言いながらもダリ先生の事大好きですよね」

????

『い、いきなり何の話?』

ジト目でこちらを見てくる彼女。他にも何でも質問が来そうで怖い!!

逃げよう。気まずいし

『ごめんね先生用事あるから』

席から立って職員室から出ようとした所、ぐいっと角から腕を引っ張られ、猛スピードであるバトラ室に連れて行かれる。


『何これ…』
目的地についたのか…。はあはあと息をもらして床に手を付ける。

「ふっふっふっ。良く来てくれました…A先生」

そこにはアブノーマルクラスの女の子達が勢揃いでした。



ーーーー少しした設定ーーー

オリジナルキャラは絶対入れないと思ってたんですが入れちゃうものですね。

Aの妹=ユリ

ユリの子供=ウミ



これからもよろしくお願いします。

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作者名:ぐら | 作成日時:2023年12月25日 1時

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