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ハニー家は勿論SDをつけてもよい。
私がつけていないだけで、つけている方が多いと思う。ユリ(妹)もつけている。癖が強いSDを

だからその自体がおかしくはないのだが…。

Aは汗を垂らす。

一対一で職員室で対話をする。ある子と。

「こんにちは。Aさん。お母さんからお話は聞いています、お会いできて嬉しいです。」

『はい…私もです…』

妹の子供と!
そうその子は容姿は美しく、女の子らしい口調。しまいには語彙力をその歳で身につけるなんて恐ろしいものである!!

Aは生まれ持って甘く!自由に育てられた身!多少の語彙力はあるが、彼女程完璧ではない

ただし目の前にいるのは完璧すぎる彼女!しかも"妹"の子供!

Aは緊張しまくりだった!

きっと彼女はハニー家の中でも、唯一優秀な子供として言われるだろう。

私でも子どもの時は可愛いで有名だったんだけどなあ。

「どうかSDの監視お願いできませんか?」

うるうるな眩しい上目遣いでこちらを見てくる彼女。関わりにくいなぁ…。
それにただの私に言われてもしょうがない…。
この前まではホントルーキーだったのだから。今もだけど

カルエゴ先生とか偉いさんに言ってもらわないとなあ…。

よし。

『どうなんですか?カルエゴ先生』

逃げよう。

「は?」

私はカルエゴ先生の耳に近づき小さく口言った。

『すみません相手お願いします…私なんて新米なんですから大きな先輩の背中を見て育ちたいです』

くだらんことである。

『じゃお願いします!』


1時間後、流石に終わったかと思い職員室をそーと開けた瞬間、

ドンっと小さい体が当たった。

「ひっぐっ…そんなつもりじゃあ…」

下を見ると涙を垂らしながら泣いているいとこ、ウミ。


『な、何したんですか!!』

「お前が私に任せたのではないか」
ふっと笑って足を組み、嬉しそうな顔をする彼カルエゴ。

任せた私がバカだった!!


「あのお兄ちゃんにSDはつけるなって言われて…」

カルエゴ先生をお兄ちゃん呼び…。
子供か。

「ねえお姉ちゃんつけちゃだめなの?」

『え、ああ、うんダメなんじゃないかな?諦めようね?』

迷惑になるしね。私はそっちのほうが同意であった。

そうすると彼女の顔がみるみると変わっていく。

「くそ!!!!スズキ!今すぐに家で待ってて!ケーキも作っといて!」

いきなり大声をだしスイッチのように切り替える……。どういうこと?!

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作者名:ぐら | 作成日時:2023年12月25日 1時

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