検索窓
今日:33 hit、昨日:30 hit、合計:1,944 hit

97話 ページ50

[恐れ穴]



アオイ「オーガポン!?」


『遅かったか·········!』



急いで来たのはいいが、一足遅かったようで、ともっこ達に囲まれて、オーガポンが地面に蹲っとった



アオイ「オーガポンをいじめるのはやめなさい!!じゃないと、私が相手になるよ!」


マシマシラ《ッシラァ!!》



アオイがオーガポンを助けようと前に出る。すると、邪魔されたことに怒ったマシマシラがアオイに襲いかかった


が、そんなマシマシラの前に何かが立ち塞がった



アオイ「残念だったわね!はがねタイプを持つデカヌチャンにはどく技は効かないんだから!

デカヌチャン!貴方の力を見せてあげて!"デカハンマー"!!」



いつの間にかボールから出ていたアオイのデカヌチャンは自慢のハンマーを大きく振り下ろし、マシマシラを思いっきり吹き飛ばした



マシマシラ《マッシ!マッシ!》


《《ヌンダア!/キチャア!》》



マシマシラはイイネイヌとキチキギスになにか話すと、2匹は同時に大きな雄叫びを上げた。どうやらイイネイヌとキチキギスもマシマシラの助太刀に入るようや


しかし···············



ゼイユ「コラー!あんたらー!」



ゼイユとスグリが来てくれたのだ



ゼイユ「3対2なんて卑怯な真似するんじゃない。あたしらが来たからにはあんた達··········蘇ったこと後悔させてやるわ!」



流石のともっこ達も人数差で勝てないと判断し、どこかに逃げて行ってしもうた



ゼイユ「ハンッ!あたしの強さにビビったようね」


スグリ「アオイ,リジア、あと··········えっと··········」


ゼイユ「ちゃんと言いな!」


スグリ「お、お面のこと·····俺、カッとなっちまって··········本当に馬鹿な事した··········

だから·····ごめん」


『いや·····謝んのはこっちの方や。僕、スグリのこと··········ちゃんと考えられてへんかった。だから、僕の方こそごめん··········』


アオイ「私もごめんなさい」


スグリ「アオイもリジアも謝んないで··········」


ゼイユ「スグのやつ、しょぼくれてたから、首根っこ掴んで連れてきたの!なーんか·····良かった!」


オーガポン《ぽにお!》


スグリ「ほ、本当に鬼さまじゃ··········わやめんこいな」


ゼイユ「スグ、あんたからお面返したいんでしょ?」


スグリ「うん、鬼さま·····これ」


オーガポン《が··········がお》



スグリがオーガポンにお面を返そうとしたが、オーガポンはスグリを怖かってしもうた

この小説の続きへ→←96話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ル二 | 作成日時:2024年2月17日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。