97話 ページ50
[恐れ穴]
アオイ「オーガポン!?」
『遅かったか·········!』
急いで来たのはいいが、一足遅かったようで、ともっこ達に囲まれて、オーガポンが地面に蹲っとった
アオイ「オーガポンをいじめるのはやめなさい!!じゃないと、私が相手になるよ!」
マシマシラ《ッシラァ!!》
アオイがオーガポンを助けようと前に出る。すると、邪魔されたことに怒ったマシマシラがアオイに襲いかかった
が、そんなマシマシラの前に何かが立ち塞がった
アオイ「残念だったわね!はがねタイプを持つデカヌチャンにはどく技は効かないんだから!
デカヌチャン!貴方の力を見せてあげて!"デカハンマー"!!」
いつの間にかボールから出ていたアオイのデカヌチャンは自慢のハンマーを大きく振り下ろし、マシマシラを思いっきり吹き飛ばした
マシマシラ《マッシ!マッシ!》
《《ヌンダア!/キチャア!》》
マシマシラはイイネイヌとキチキギスになにか話すと、2匹は同時に大きな雄叫びを上げた。どうやらイイネイヌとキチキギスもマシマシラの助太刀に入るようや
しかし···············
ゼイユ「コラー!あんたらー!」
ゼイユとスグリが来てくれたのだ
ゼイユ「3対2なんて卑怯な真似するんじゃない。あたしらが来たからにはあんた達··········蘇ったこと後悔させてやるわ!」
流石のともっこ達も人数差で勝てないと判断し、どこかに逃げて行ってしもうた
ゼイユ「ハンッ!あたしの強さにビビったようね」
スグリ「アオイ,リジア、あと··········えっと··········」
ゼイユ「ちゃんと言いな!」
スグリ「お、お面のこと·····俺、カッとなっちまって··········本当に馬鹿な事した··········
だから·····ごめん」
『いや·····謝んのはこっちの方や。僕、スグリのこと··········ちゃんと考えられてへんかった。だから、僕の方こそごめん··········』
アオイ「私もごめんなさい」
スグリ「アオイもリジアも謝んないで··········」
ゼイユ「スグのやつ、しょぼくれてたから、首根っこ掴んで連れてきたの!なーんか·····良かった!」
オーガポン《ぽにお!》
スグリ「ほ、本当に鬼さまじゃ··········わやめんこいな」
ゼイユ「スグ、あんたからお面返したいんでしょ?」
スグリ「うん、鬼さま·····これ」
オーガポン《が··········がお》
スグリがオーガポンにお面を返そうとしたが、オーガポンはスグリを怖かってしもうた
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作者名:ル二 | 作成日時:2024年2月17日 7時