51話 ページ4
管理人「··········のはずだったんですが!オレンジアカデミーの生徒さんだけで使っていただくことになりました」
ブライア「··········あの子たちはこの村が故郷だからね」
管理人「それでは、ささ。中へどうぞどうぞ」
管理人のおじさんに促され、皆で公民館の中に入った。中に入り、管理人のおじさんから人通り設備などの説明を聞いた後、夜ご飯を皆で食べた
そこからは各々でゆっくりと過し、静かに眠りについた
[次の日]
皆で公民館の前で整列し、朝礼が始まった
ブライア「皆、おはよう!よく眠れたかな?
本日からブルーベリー学園の生徒も一緒に行動させてもらうよ。自己紹介をお願いできるかな?」
ゼイユ「初めまして、ゼイユです!よそも········アカデミーの皆さん、仲良くしてくださいね!うふふ!」
スグリ「スグリ····です········」
管理人「2人はこの村の出身なんで、何かあれば助けてもらってください。ちゃんと助けてあげなさいよ」
ゼイユ「はぁい」
スグリ「あ········え·····」
管理人「えー、それでは林間学校の課題を説明しますね。課題の内容はオリエンテーリング!
皆さんには二人一組になって、キタカミの里に設置されている”3つの看板”を見つけてもらいます。看板にはキタカミの昔話が書いてありますので、呼んで歴史を知ってもらい······看板と一緒に2人のツーショット写真を撮影してください
3つの看板でツーショット写真を撮れたらミッションクリアです!いわば、キタカミの歴史を探検するオリエンテーリングツアー!
おじさんから長い話聞くより全然面白そうでしょ?」
ブライア「なんと!趣向を凝らした課題ですね!」
管理人「そうだ、皆に贈り物があるんでした!」
管理人はそう言うと、僕達にロトり棒と呼ばれるものを1人一本づつ配った
管理人「都会で流行ってると聞いたので!撮影の時に是非使ってください!」
ブライア「林間学校は学校間の交流も目的のひとつです。キタカミに詳しい人がいた方が有利な課題でもあるので、できるだけ他の学校の生徒とペアを組んで交流するようにね」
これからペア決めが始まるんやけど、俺はあることに薄々ながらに勘づいた。そんな俺をよそにアオイは自分からゼイユやスグリの元へ歩み寄る
ブライア「おや?君はペアを決めに行かないのかい?」
『別に俺は林間学校に参加しに来た訳やないし··········それに僕が混ざろうにも人数が人数やし?』
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作者名:ル二 | 作成日時:2024年2月17日 7時