77話 ページ30
そう意気込んだアオイはコライドンに乗って参加する。初めてのはずやのにどんどんきのみを集め、ものの数分で終わらせ、こちらに戻ってきた
『お疲れさん、初めての鬼退治フェスはどうやった?』
アオイ「あっちこっち行き来したんで、目が回りました··········でも、今までやった事なかったから上手くできるかすごく不安だったんですけど、とても面白かったし、楽しかったです!」
スグリ「良かった··········」
店員「初めての鬼退治フェス、楽しんでいただけたなら良かったです!今回のスコアが8391だったから、景品はこちらでーす!」
そう言ってアオイに手渡されたんは、中に機械の入った六角形の形をした青いお守り
店員「それはけいけんおまもりって言って、持っているだけでポケモンが得られる経験値が増えるだ!とても貴重な代物だから大切にしてね」
アオイ「はい!ありがとうございます!」
ゼイユ「ちょっとちょっとちょっと!?
村1番のオニバルーン割り王と呼ばれてるこのあたしが··········負けた!?くやしー!リベンジしたいけど、お小遣い残り少ないし···············
スグ!あんた代わりにアオイを負かせな!」
スグリ「や·············やだよ」
ゼイユ「あんた!ねーちゃんよりよそ者の肩持つってのー!?ムカつきすぎて気絶しそうよおお!!」
スグリ「うぅ··········うるさくてごめんな。俺、相手してっから、アオイとリジアは他回ってて」
相変わらず負けず嫌いやなぁと思っとると、どこからかなにかの気配を感じた
アオイ「どうしたんですか?」
『いや··········なんか気配が···············気のせい·······?』
アオイ「···············あっ!リジアさん!あそこになにか居ますよ!」
僕の言葉に何かいるのかな?と辺りを見渡すアオイ。すると直ぐに何かを見つけたように声を上げた
そこには見たことのない緑色の半纏を羽織った子供が立っていた。その子はキョロキョロと何かを探しているような仕草を見せた後、キタカミセンターの裏の方に走って行ってしもうた
アオイ「向こうって恐れ穴がある方向ですよね?そんなとこに何しに行くんでしょうか?」
『さあ?それは分からんけど、小さな子供がこんな夜にそんな場所に近づくんは危ないすぎる!』
アオイ「なら、早く追いかけましょう!今ならまだ遠くには行ってないはずですよ!」
『やな!』
僕とアオイは緑の半纏を着た不思議な子共の後を追いかけた
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作者名:ル二 | 作成日時:2024年2月17日 7時