76話 ページ29
ゼイユ「はー!?キタカミ伝説はあたしの方が詳しいっての!弟のくせに生意気!」
スグリ「うぅ···················」
ゼイユ「スグはお子ちゃまだから、悪的な存在に憧れちゃうのよねー。ともっこさまより鬼の方が好きなの」
スグリ「あ!見て、りんご飴!屋台さ行こ!」
スグリはバツが悪そうにしながら、りんご飴の屋台の方へと走って向かう
スグリ「あ、あの·············りんご飴3つ」
店員「あいよぉ!3つね!」
スグリ「どぉも··········
はい··········アオイとリジアに1づつあげる」
そう言ってスグリは持っていた3つのうち、2つを僕とアオイに手渡した
アオイ「ありがとう!でも、良いの?」
『そうやで、無理して僕らの分買わんでも··········』
スグリ「ばーちゃんから、小遣いさ貰ってから気にしないで。りんご飴って普段食えないから好きだなー。ばーちゃんが作るおやつ、いっつも餅ばっかりだし···············
そういや、キタカミにはりんご飴みたいなポケモンっこもいんだよー」
アオイ「へぇー!そうなんだ!」
スグリ「うん··········次、あっちさ行ってみよ!」
はしゃぐスグリを皆で追いかけ、キタカミセンターのある場所までやってきた
店員「鬼退治フェスやってるよー。君達挑戦してみない?」
アオイ「鬼退治フェス?なんですかそれ?」
店員「あれ?君はパルデアから来てる子だよね?だったら、お代はサービスしちゃう!」
スグリ「あー··········アオイ、これやるんだ。と、遠くから··········応援してるしとく」
アオイ「うーん、まだ何するかわかんないんだけどね。でも、せっかくだしやってみたい!」
アオイは鬼退治フェスに参加するようで、担当の人からルールの説明を受けた
鬼退治フェスを簡単に言えば木の実運び。ルールとしては、フェスエリアと呼ばれる場所に置かれとる4色のオニバルーンを割り、中に入っている木の実を対応する色のきのみ台に置いていく。それを繰り返して、よりたくさんのきのみを台座に置いていけばより良いスコアが出せる
たまに食いしん坊ポケモンがきのみ台のきのみを食べようと集まってくる事もあるが、追い払えば問題は無い
ゼイユ「へーえ?あんたも鬼退治?さっきやったけど、楽勝だったよちなみにあたしのスコアは6390!あんたに越えられるかしら?」
スグリ「アオイ、けっぱれー」
『僕も応援しとるから、頑張りんしゃい!』
アオイ「が、頑張ります!」
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作者名:ル二 | 作成日時:2024年2月17日 7時