検索窓
今日:16 hit、昨日:30 hit、合計:1,927 hit

76話 ページ29

ゼイユ「はー!?キタカミ伝説はあたしの方が詳しいっての!弟のくせに生意気!」


スグリ「うぅ···················」


ゼイユ「スグはお子ちゃまだから、悪的な存在に憧れちゃうのよねー。ともっこさまより鬼の方が好きなの」


スグリ「あ!見て、りんご飴!屋台さ行こ!」



スグリはバツが悪そうにしながら、りんご飴の屋台の方へと走って向かう



スグリ「あ、あの·············りんご飴3つ」


店員「あいよぉ!3つね!」


スグリ「どぉも··········

はい··········アオイとリジアに1づつあげる」



そう言ってスグリは持っていた3つのうち、2つを僕とアオイに手渡した



アオイ「ありがとう!でも、良いの?」


『そうやで、無理して僕らの分買わんでも··········』


スグリ「ばーちゃんから、小遣いさ貰ってから気にしないで。りんご飴って普段食えないから好きだなー。ばーちゃんが作るおやつ、いっつも餅ばっかりだし···············

そういや、キタカミにはりんご飴みたいなポケモンっこもいんだよー」


アオイ「へぇー!そうなんだ!」


スグリ「うん··········次、あっちさ行ってみよ!」



はしゃぐスグリを皆で追いかけ、キタカミセンターのある場所までやってきた



店員「鬼退治フェスやってるよー。君達挑戦してみない?」


アオイ「鬼退治フェス?なんですかそれ?」


店員「あれ?君はパルデアから来てる子だよね?だったら、お代はサービスしちゃう!」


スグリ「あー··········アオイ、これやるんだ。と、遠くから··········応援してるしとく」


アオイ「うーん、まだ何するかわかんないんだけどね。でも、せっかくだしやってみたい!」



アオイは鬼退治フェスに参加するようで、担当の人からルールの説明を受けた


鬼退治フェスを簡単に言えば木の実運び。ルールとしては、フェスエリアと呼ばれる場所に置かれとる4色のオニバルーンを割り、中に入っている木の実を対応する色のきのみ台に置いていく。それを繰り返して、よりたくさんのきのみを台座に置いていけばより良いスコアが出せる

たまに食いしん坊ポケモンがきのみ台のきのみを食べようと集まってくる事もあるが、追い払えば問題は無い



ゼイユ「へーえ?あんたも鬼退治?さっきやったけど、楽勝だったよちなみにあたしのスコアは6390!あんたに越えられるかしら?」


スグリ「アオイ、けっぱれー」


『僕も応援しとるから、頑張りんしゃい!』


アオイ「が、頑張ります!」

77話→←75話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ル二 | 作成日時:2024年2月17日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。