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69話 ページ22

スグリ「あ、ありがとう··········

あ、えっと······そうだ!写真撮らなきゃだべ!今回もアオイ、撮影お願いなぁ」


アオイ「うん!リジアさんももっとこっちに来てください!」


『はいはい、分かっちょるよ』


アオイ「良いですか?撮りますよ!」



パシャ



スグリ「やっぱ、リジアとアオイに任せとけば安心だ。それじゃ·······次の看板は··········

··········そういえば、鬼さまが住むって言われてる鬼が山にはあそこから登れんだ。リジアとアオイが良かったら、鬼さまの家、行ってみない?”恐れ穴”って呼ばれてんだ」


アオイ「鬼さまの家!?なにそれ行ってみたい!!」


スグリ「や、やった!アオイにも見て··········もらいたかった。リジアは·····どうする?」


『2人が行くちゅうなら着いてくで。でも、スグリは慣れとるとは思うけど、あそこは岩ばっかりやから、足元には気ぃつけてな』


スグリ「わ、分かってるよ·····えっと··········あそこの階段、ずっと登っていけば地獄谷。その前に標識があって、曲がれば恐れ穴行けっから

そ、そいじゃ·····先行ってる。アオイも気ぃつけて来てな」



スグリはそう言うと、そそくさと階段を登って行った



『じゃあ、僕達も行くか』


アオイ「はい!」



恐れ穴までの道のりはそこまで長くはないが、いかんせん岩場で足場が悪い場所ばかりやった。それでも何とか進み、恐れ穴のある場所にたどり着いた



スグリ「アオイ!リジア!狭い道大丈夫だった?」


アオイ「全然大丈夫だったよ!」


『僕もや!通り慣れてるってのもあるけど·····』


スグリ「そっか、なら良かった·····それよりほら·····あそこが恐れ穴、鬼さまが住んでるって言われてる··········何度来ても会えたことねえけど

もしかすっと、強い鬼さまは勝負してると現れたりして········」


アオイ「確かに·········バトルにつられて出てきてくれるかも?」


『そんな上手くいくかね?』


アオイ「やってみなきゃ分からないじゃないですか!物は試し·····ですよ!」


スグリ「な、なら········あれから俺、ちょっと強くなったし········良ければ勝負さ·····したい」


アオイ「いいね!私もスグリくんとバトルしてみたい!」


スグリ「やった!んだば、早速やろう·····!」



こうして、スグリとアオイがポケモンバトルをすす事になり、2人はお互いに距離をとった



スグリ「まっ、負けないようにけっぱる!!」


アオイ「私だって絶対に負けないよ!」

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作者名:ル二 | 作成日時:2024年2月17日 7時

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