4・俺の… ページ6
」グレイド「あ!A上、上がってこいよ!!いいもん見せてやる!」
いいものって?
グレイド「ほらっ!綺麗だろ?」
そこに青くてキラキラと光っている海が広がった
「すごい…」
グレイド「だろ!ほんとに俺この海が大好きなんだ。」
僕も一瞬にしてこの綺麗な海を大好きになった。船長は何度この景色見てきたんだろう。
グレイド「でもなぁ…俺のじいちゃんや父さん海でなくなっちまったんだ。」
へ…?
「な、なんで?」
俺がそれを聞くと少し寂しそうな顔をした。
グレイド「じいちゃんはこの船から誤って転落しちまって。。他の海賊船のやつにうたれた」
「!?」
グレイド「父さんは俺を守るためにしんだ…」
「船長…」
グレイド「船長じゃなくて、レイスでいいぞ。」
「あ、はい。ひとつ。ひとつだけきいてもいい?」
グレイド「ん?あぁ!いいぞ!」
「なんで海賊に?」
そんな体験があって怖かったはずなのに…
グレイド「じいちゃんや父さんに船を任されたから。あと。海に好かれたい。海に好かれれば声だって気持ちだって聴けるんだって俺は思ってる!」
あぁ…かっこいい。
グレイド「でもなぁ…全く海の声だって気持ちだって聴こえない。嫌われてんのかねー…」
こんな人が嫌われるはずない!!
「そんなことない!!あなたみたいな!海が大好きな人が海に嫌われるはずがない!きっとじっくり待たなきゃいけないと俺は思うから!!」
勢いに任せちゃったけどちゃんと伝わったのかな。
グレイド「……ひひっ、俺お前のこと大好きだわぁ、よし!下、行こうぜ。まだ紹介してない奴ら紹介してやるよ!」
「は、はい!」
すれ違う時頭を撫でられ耳元で
グレイド「ありがとな。」
呟かれた。
初めて頭を撫でられる優しさ暖かさをしった俺だった。
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作者名:翔 | 作成日時:2017年3月16日 14時