君の反応が知りたくて。[ジョジョ短編集]

メローネがいない時に、ナンパされてみた。1 ページ6

「A。好きだ。特に太ももg(
そう言ったのはメローネ。私は彼が言い終わる前に思いっきり腹パンした。
ここは公園。私とメローネは、ベンチに座って二人で話しをしていた。
が、急に私の太ももを見るなりそんなことを口にするものだから、恥ずかしくて咄嗟に攻撃してしまったのだ。

「痛！！まあそーゆーとこもべネだけどね！」

「一言多いんだよ…。黙ってればイケメンなのに、何でそんな変態発言しちゃうの？」

私は苦笑いしながら彼に言う。
メローネは、だってさーと言い訳を始める。
こんな変態野郎だが、一応私の彼氏だ。
「ねえ、話聞いてる？」

「聞いてない。ごめん。」

「酷い！でもそんなAもべネ！！」

こんな変態野郎だが。
私はため息をついた。

「変な事言ったお詫びに、自販機でジュース買ってきてよ。」

「ええ？！ここから少し遠いんだけど…。」

「遠いって…。そこまでじゃないでしょ。ほら。」

私は立ち上がって、彼の背中を押して送り出した。
困った彼氏だ。
メローネの姿が見えなくなってから、私は疲れたようにベンチに座り直した。

「はぁ…。」

「あれ、お姉ちゃん1人？」

「え…？」

私は目を見開いて、声がする方に目を向けた。
目に映ったのは、チャラそうな2人の男。
背が大きくて、ニヤニヤした顔で私に近づいてくる。

「……、……」

怖くて声が出ない。足が震える。
私はさっきまであんなにメローネが隣にいることを拒んでいたのに、今はとてつもなくそばにいてほしいと願っていた。
どうしよう。

メローネがいない時に、ナンパされてみた。2→←ギアッチョに、甘えてみた。2

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
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ラッキーナンバー

8

ラッキージョジョキャラ

康穂

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