ジョルノが、私の誕生日を祝ってくれた。(特別編) ページ33
今日は、私の誕生日。
16歳になる、のだが……。
全然嬉しくない。
「ジョルノ……。」
そう、私の彼氏はまだ15歳なのだ。
つまり、私の方が年上という事。
「なんか嫌なんだよね…」
距離を感じるというか、彼よりも若くいたいと思う気持ちがあるのか、私にはよくわからない。
……けれど、彼とは同い年でいたかった。
そんな事を思っていると、部屋にジョルノが入ってきた。
「A、今日はおめでとうございます。」
「ジョルノ…ありがとう…!」
私は苦笑いして、満面の笑みをうかべている彼にお礼をした。
「…………A…?元気がないじゃあないですか。どうかしましたか?」
「えっ?!なんで分かったの…?」
「彼氏…だからですかね。」
……はぁ、ずるい。
私よりも何倍も大人びている気がする。
私の方が今日で年上になるのに。
「…実はね、私、ジョルノより1つ年上になるから…なんて言うか…嫌だなって。」
私は何を言っているのだろう。理由を話すのはいいが、そう自分でも思ってしまった。
「……ふっ、何ですか、それ。」
ジョルノは急に笑い始めた。
……まあ、笑いたくなるのも無理はない。
「まるで、僕と一緒じゃなきゃ嫌だ。とでも言ってるみたいじゃあないですか。」
私はその言葉を聞いて、目を見開いた。
「えっ?そ、それってどういう…。」
「だって、いつも僕がプリンを食べようとすると君もプリンを食べ出すし、僕がネックレスを買うと、君も同じネックレスを欲しがる、でしょ?」
……確かにそうだ。私は得意げに話している彼の目を見た。
「う、うん…。」
「ふふっ、僕ってAに、それほどまでに愛されているんですね。…嬉しいなぁ。」
ジョルノは、目を細めて私を見つめた。
黄金に輝いているその瞳の中に、私の姿がはっきりと見える。
「…落ち込まなくても大丈夫ですよ。Aが歳をとっても、僕がすぐに追いついてみせますから…。」
そう言ってジョルノは、私をゆっくりと抱き締めた。
「…うん、ありがとう…。」
「もう一度言わせてください。…誕生日、おめでとうございます。僕のお姫様。」
ジョルノは目を閉じて、私の唇にキスを落とした。
………………
はい、今日は私の誕生日です!16歳!
折角ジョルノと同い年だったのにいい!と悔しかったのでかきました。ごめんなさい。私得です。
16か…、フーゴと仗助と一緒だなぁ…。うふふ。(
メローネに、スタンド攻撃で猫になったまま近寄ってみた。→←承太郎がいない時に、悪夢を見た。2
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琥珀 - とぉっても面白かったです!(^▽^)/五部が、一番好きなので、とても嬉しいです。 (6月17日 10時) (レス) @page41 id: a245033b75 (このIDを非表示/違反報告)
たなかなるま(プロフ) - モカさん» コメントありがとうございます!!承太郎…自分も好きです(( 書かせて頂きます!! (2019年11月3日 16時) (レス) id: 9193e1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - リクエストいいですか?3部承太郎でナンパされてみた、を書いて欲しいです! (2019年10月26日 15時) (レス) id: 6fcf5b5b25 (このIDを非表示/違反報告)
らーめんぷりん(プロフ) - コメントありがとうございます!かしこまりました!書かせていただきます……! (2019年5月30日 22時) (レス) id: 9193e1ee43 (このIDを非表示/違反報告)
supedoin(プロフ) - リクエスト良いですかぁーーーー!ジョジョの奇妙な冒険3部スターダストクルセイターズで、スティーリー・ダンで、Dキスされてみたを書いてくだしゃあああーい!(この、落ち着け欲望湧き過ぎ君め。アーンパンチo(●゚ー゚●)=○)゚O゚).。・) (2019年5月30日 21時) (レス) id: 70bb7036f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たなかなるま | 作成日時:2018年12月17日 0時