君の反応が知りたくて。[ジョジョ短編集]

リク☆ ディアボロに、嫉妬されてみた。1 ページ23

私は、ボスの彼女だ。

私の仕事は色んな情報を集める事。
夜になったらボスの部屋に行き、彼と時間を過ごすのが日課だ。

「じゃあねー！ブチャラティ！」

朝と昼は外で情報収集をしたり、よく幹部やチームリーダーとお話したりする。

今日はブチャラティチームと話をしたのだが、彼と話すのはとても楽しくて、つい長話をしてしまった。
時計を見れば、もう8時。これはやばい。

「ボス、拗ねてるかな……。」

怒らせたらまずいと思い、早足でボスの部屋へ行く。

そして、軽くノックをした。

「あの…Aです。」

もしかしたら、開けてくれないかも。
そう思ったが、意外とすんなりドアが開いた。
よかった。怒ってないみたいだ。

……そう思った自分が馬鹿だったのかもしれない。

「おい。何故遅かった。」

瞬きをした瞬間に、私はボスに抱き締められていた。

「えっ……？あ…えっと…その……。」

私は驚きと少しの恐怖で、身をこわばらせた。

男と話していたなんて言ったら、なんと言われるだろうか。

そんな事を考えていたら、急にボスが抱きしめるのをやめ、私を見つめた。

「…言え。……もしかして、言えないことなのか？」

そういったボスの声は、少し寂しそうだった。

これ以上ボスを困らせる訳にはいかない。

「………話しをしてたんです。それが、面白くてつい長話を…。」

「男と…か？」

うっ。

私は思わずビクッとしてしまった。[男]と答えたら、何をされるのだろうか。

しかし、本当の事を言わなければならない。
何故なら彼は私の彼氏でもあり、ボスだから。

私は少しだけ目線をずらして、呟くように話をした。

「……はい。でも、話した事は仕事の内容です。」

「…………。」

怖い。顔が見れない。
ボスから返事が来ない事に、私は恐怖していた。

リク☆ ディアボロに、嫉妬されてみた。2→←リク☆ ブチャラティに、嫉妬してみた。2

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ラッキーナンバー

8

ラッキージョジョキャラ

康穂

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