忍たま達の真夏の短編集

大好きな先輩！(平滝夜叉丸) ページ38

『…誰かー、助けてくださーい！』

私は1年生のA！

最近転入してきた女の子で、さっきまで

森の中でターザンごっこしてたんだけど、

なんと着地地点に落とし穴が掘られていたんです。

もう悪意があるとしか思えないほど綺麗に

入ったから自分もびっくりしたよ…

『うぅ…誰も来ないよー…ヒック』

中々助けが来なくて我慢できなくて泣いてしまった。

滝「どうしたんだ？」

『あ、平先輩…』

滝「なんだAじゃないか。
それにしてもまた喜八郎はこんな穴を掘ったのか。
目印は見なかったのか？」

『ターザンごっこでダイレクトインしました』←

滝「お前もお前で何やってるんだ…」

呆れながらも平先輩が助けてくれたので

何とか私は穴から出ることが出来た。

『平先輩、ありがとうございました！』

滝「あぁ、もう落ちないように気をつけろよ」

ポンポン

『わぁ…！』

それ以来、私は滝先輩に懐くようになり、

数日後

『滝せんぱーい！』

ドォン！

滝「ふべっ！」

『あれ？滝先輩どうしたんですか？』

滝「A…危ないから体当たりはやめなさい！」

『え〜…やです！滝先輩に体当たりするの
ダメなんですか？』

滝「ダメでは無いが、もう少しゆっくり来なさい！」

〜〜
き「…怪士丸、あれなんだ？」

怪「Aちゃん、滝夜叉丸先輩に懐いてるんだよ」

き「え〜!?あの、滝夜叉丸先輩に!?」

怪「きり丸、少し失礼だよ…」

〜〜
喜「Aってば、滝夜叉丸をなんだと
思ってるの？」

『優しい先輩！』

喜「ナルシストで自信過剰な先輩じゃなくて？」

『(´･ω･`)？』

滝「喜八郎！そんなこと言うな！」

『よくわからないですけど、滝夜叉丸先輩！
今度、体育委員会の活動連れてってください！』

滝「いやそれは…」

小「おー！Aも来るか！」

滝「七松先輩!?」

小「Aはどの委員会にも入ってないし、
大丈夫だろう！」

『やったぁ！七松先輩ありがとうございます！』

滝「全く…遅れないようにするんだぞ」

『はーい！』

喜/き「…信じられない」

怪「あはは…」

この後、体育委員会で走り込みをする際に

見送るメンバーが滝夜叉丸とAに対して

お幸せに〜

と、言うのだった。

┈┈┈┈
リクエストしてくださったユリリン様

ありがとうございました！

遅くなりすみません…。

大好きな先輩に体当たりする後輩って

かわいいですよね…(羨ましいだけ)

ツンデレ×泣き虫(笹山兵太夫)→←どこか違う告白(浜守一郎)

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