転校生 ＝ 気になる子【 宮治 】

第1話 ページ2

部活が終わって、みんなでわいわい帰って、夜ご飯食べて、といつもと変わらない日常を過ごしていたとき、それは突然告げられた。


A「引越し...」


真莉「せっかく烏野入ったのに！！」


波瑠「それは本当にごめんね〜」


真莉「1年も経たずに転校なんて...」


A｢でも、10月後半だから半年は経ってるよ｣


真莉｢いやそうなんだけどさ｣


A｢てか、変な時期に転校することになるね｣


雅史｢ごめんな〜｣


A「んーん。それで、どこに引越しするの？」


雅史「兵庫だ」


A「遠い...」


雅史「ほんっとすまない！急に呼ばれたもんだから」


波瑠「来週には引っ越すからね〜」


A「いや、急すぎてもはや笑えてくるね」


真莉「笑えるわけないでしょ」



兵庫といえば、稲荷崎高校が有名だ。あそこの高校は強くて春高常連校のはず。
それに、同い年の宮ツインズが入ったって聞いた。
ちょっとそれはそれで楽しみだったりする。



――――――――――



A「...というわけで、引っ越すことになりました」


菅原｢いや急すぎだろ｣


田中｢言葉も出ねぇよ...｣


西谷｢寂しくなるな！｣


A「夕、ほんとに思ってる？」


澤村｢で、どこに引っ越すんだ？｣


A｢兵庫らしいです｣


東峰｢また遠いなぁ...｣


A｢そうですねぇ.....でも、私できたらあっちでもマネージャーしようと思ってるので大会とかで会えるかもですし！｣


澤村｢ははっwそうだな！｣


A｢私、あっち行っても頑張りますので、皆さんも頑張ってください！！敵同士になりますけど、応援してますから｣

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