ぱーかー男子とぱーかー男子 (ページ44)

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薮ちゃんからもらったメモに書かれたお店に行くと、茶髪のお兄さんがいた。

ありおか「あのぉ～…すみませーん…。」

「はぁーい！

あ、どうされましたー？」

恐る恐る呼んでみると、思ったよりも優しそうな感じだった。

ありおか「すみません…、あんくの者なんですけど…、

薮ちゃんからここのお店、紹介されて買い出しに来たんです…け、ど。」

「わぁ…！薮くんの…！！

俺、髙木雄也っていいます、！
あんくの人とは、結構会う機会とかあるからね、笑。

よろしくね、」

薮ちゃんの友達って、この人か…。

ありおか「有岡大貴です、！よろしくおねがいしますっ！！！

あの、実は今営業中なんですけど、クリームチーズと苺きれちゃって…。」

と、事情を説明すると「そういえば今日買い出しの日なのに来てなかったもんねー。」と言いながらクリームチーズと苺を用意してくれた。

それに「薮くんのことだから次の買い出しまで来ないんでしょ？」と言い、他の食材まで用意してくれた。

優しい人だなぁ…。

ありおか「ありがとうございますっ！

急いでるんで…すみません！
また来ますね！」

と、急ぎ足でお店を出た。

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