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緑「でもなぁ、そんな俺でも不器用なりに俺のこと愛してくれて馬鹿みたいに愛しとる、って伝えてくれる俺の大好きな大毅くんがおるから俺は大毅くんの彼女や、って思えるし、な。」
青「ほんまに神ちゃんはかわええな。ほれ、後ろ向いてみ。」
向かいあわせで校庭の花壇に座ってアイスを食べとった流星が立っとる俺の後ろを指でさした。
なんやろ、と思って後ろを向くと珍しく顔を真っ赤にしてその顔を隠している大毅くんとにこにこ笑顔な濱田先生がおった。
緑「え、ちょ待ってや。いつから、」
紫「暗い中待たせてごめんなぁ。神山くんが話し始めたくらいからおったんよ。笑」
緑「え、じゃ全部大毅くんに聞かれと…った、」
人生最大の恥ずかしさがこみ上げてきて、顔を真っ赤にしてしゃがみこんだ俺とまだ顔が赤いまま顔を隠しとる大毅くんを見て笑う濱田先生と流星を見るとお似合いやなぁ、って感じた。
緑「もう別にええし!!はよ帰るよ!大毅くん!流星も濱田先生もはよいこ!!!」
赤「あー、待ってやとも、俺まじで今日嬉しすぎてどうにかなりそう。」
緑「どうにかなってまえや」
紫「神山くんつんつんの度激しいなぁ、聞いとったけどなかなかやな。」
緑「聞いとったけど、ってどこからどこまで聞いとるんですか、」
青「神ちゃんまだ顔あっかいで?笑」
緑「さっきまで耳真っ赤にさせとったやつに言われとうないからな!!」
大毅くんの腕を引っ張って流星の腕を引っ張って、で流星は濱田先生の腕を引っ張って、なんか4人で手繋いどるみたいな変な図になったけどこうでもしんと恥ずかしさに耐えきれん俺はそんなことどうでもよかった。
紫「おし、じゃまた後でな。」
青「すぐ行くわ〜。」
明日は学校が休みや、ってことで急遽お泊まりになったから流星と濱田先生は着替えを取りに行く言うて濱田先生と流星はあとから家に来るらしい。
駐車場でそれぞれの車に乗って、助手席に乗ると、急に頬にキスをされた。
緑「っば、…か!!!」
赤「ほんま、とも可愛すぎ。ありがとうな。」
緑「そんなん、大毅くんはかっこよすぎ、やで、」
「また顔赤なってまうて〜〜、」ってハンドルに顔を伏せた大毅くんの耳はほんまにまた真っ赤になっとって案外大毅くんも恥ずかしがり屋なんや、って発見した。
今まで俺がどんなに頑張って甘えても年上の余裕、って、感じやったんに。
大毅くんは顔を真っ赤にしたまま車を発進させた。
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かみい*(プロフ) - 天然笑窪さん» コメントありがとうございます!!今の少し忙しいので更新速度は遅くなりますが時間を見つけてつつちょこちょこ更新していきたいと思っておりますので、待っていただけると嬉しいです!! (2019年2月10日 12時) (レス) id: 94cc54e643 (このIDを非表示/違反報告)
天然笑窪(プロフ) - 更新待ってます! (2019年2月10日 12時) (レス) id: 549f550e11 (このIDを非表示/違反報告)
かみい*(プロフ) - 不思議な子猫さん» ありがとうございます!!!(;;)ゆっくり更新なのですが、これからも楽しんでいただけるよう、頑張ります!! (2019年2月5日 17時) (レス) id: 94cc54e643 (このIDを非表示/違反報告)
不思議な子猫(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2019年2月5日 5時) (レス) id: 9d78fca5dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かみい* | 作成日時:2018年7月30日 17時