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2回戦目も勝ち、波に乗ったのか順調に進んでいってなんと決勝まで進んだ。決勝の相手のクラスは重岡先生と仲がいい濱田先生のクラス。



青「うわ、濱ちゃん先生のクラスか〜、」

緑「せやな〜、頑張ってな?流星。」

青「あー、おん。頑張ってくるわ。」



何だか歯切れの悪い返事に違和感を覚えながらも流星を送り出して練習用のサッカーボールを転がしていると急にそのサッカーボールが誰かに取られた。



緑「え、なんや、重岡先生か。」

赤「なんや、て!しげちゃん先生が神山と一緒に見よ思て来たんやで、ええやろ〜??」



なんや、なんて思てへんよ。
むしろ来てくれてありがとうや。

学校でも生徒として先生に近づけるはずなんに、バレるのが怖いとか理由つけてなんも近づきに行かん俺を毎回迎えに来てくれるんは先生や。



緑「ん、…ありがとう。」



心の中で思ってたことが言葉に出てしまったらしく、驚きで言葉すら出なくなった重岡先生が俺の顔を見て口をパクパクさせとるけど知らんもん。



赤「か、かみやま……」

緑「なに。」

赤「俺嬉しすぎてどうにかなりs」

紫「しげー…おかせんせい。」

赤「はぁい!!」



ナイス濱田先生。あのままやったら抱きついてきそうな勢いやったし、ほんま危なかった。

濱田先生に呼ばれた重岡先生は何やら楽しそうに話しとって「それええやん!」とか「じゃ伝えとくわ!!」とかテンション高めの声が聞こえて年上やけど可愛いな、って少し頬が緩んだ。



赤「なぁに、ひとりでわろてんねん。」

緑「わ、もう濱田先生との用事は終わったん?」

赤「ん、せやねん。あんな。」



急に声のトーンを落としてあんな。って話し始めるもんやからなんやろ、と思ってるとにっこにこな笑顔で「今日、これ終わった後俺らの家で藤井と濱ちゃんとぷち打ち上げしいひん?」と聞いてきた。

なんでそのふたりなんかは不思議やったけど、新鮮な面子やったし「ええよ。」と言うと、「ありがと。楽しみやな、」って優しく微笑まれてドキ、とした。



赤「ん?どないしてん。」

緑「なんもないで。ほら、そうと決まったんなら濱田先生に勝つように応援しよさ。優勝したら、とびきりのご飯作るから。」

赤「よぉし、みんな!!!ほんまにアイス奢ったるから燃え尽きろやああ!!」

「「やあああった!!!」」



俺は重岡先生の、いや大毅くんの優しい笑顔に弱いんやな、って発見したよね、今日。




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かみい*(プロフ) - 天然笑窪さん» コメントありがとうございます!!今の少し忙しいので更新速度は遅くなりますが時間を見つけてつつちょこちょこ更新していきたいと思っておりますので、待っていただけると嬉しいです!! (2019年2月10日 12時) (レス) id: 94cc54e643 (このIDを非表示/違反報告)
天然笑窪(プロフ) - 更新待ってます! (2019年2月10日 12時) (レス) id: 549f550e11 (このIDを非表示/違反報告)
かみい*(プロフ) - 不思議な子猫さん» ありがとうございます!!!(;;)ゆっくり更新なのですが、これからも楽しんでいただけるよう、頑張ります!! (2019年2月5日 17時) (レス) id: 94cc54e643 (このIDを非表示/違反報告)
不思議な子猫(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2019年2月5日 5時) (レス) id: 9d78fca5dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かみい* | 作成日時:2018年7月30日 17時

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