第59話 師匠のあの言葉 ページ10
次々と試合は終わり
残りは決勝と準決勝のみとなった
残っているのは焦凍・私・爆豪くん・常闇くんだ
心「女子お前1人だな」
「うん、そうだね」
心「緊張してるのか？」
「してないよ。じゃあ私そろそろ行くね」
心「あぁ」
でも、やっぱり少し緊張しているのかも
私が控え室に向かう途中
緑谷くん・麗日さん・飯田くんが歩いて来た
緑「あ！轟くんの妹さん･･･」
私はそう呼ばれ眉をひそめた
「その呼び方私好きじゃないの。
だから、名前でいいよ」
麗「じゃ！じゃあ！Aちゃんって呼んでもええ？私もお茶子でええから！」
「うん、分かった」
飯「さっきはお見事だった！完敗したよ！」
「飯田くんも凄かったよ。
思いっきり殴り飛ばしたけど大丈夫？」
飯「問題ないさ！ちゃんとリカバリーガールの治療を受けたからバッチリだ！」
「そっか、よかった
じゃあ、私行くから」
私が背を向けて歩き出して
3人から離れた時緑谷くんが走って来て
呼び止められた
2人も追い掛けてきたみたいだ
緑「Aさん！」
「なに？」
緑「“無個性”なんだよね･･･？」
「うん、そうだよ」
緑「“無個性”なのに何でそんなに強くいられるの？
(僕は、全然ダメだった。
なのにAさんはとても強く見えるんだ)」
「緑谷くんに特別に教えてあげるよ。
私にはね、とても強い師匠がいるの
師匠も“無個性”でね
でも、師匠は誰よりも強かった
私はそんな師匠に憧れてるから強くいられるんだ
それに、あの言葉があるからね」
緑「あの言葉って？」
「内緒！」
緑「えぇ！」
「じゃあね！」
私は今度こそ3人の前から去った
緑谷出久side
Aさんが去った後
麗「すごいなぁ！Aちゃんは！
なんかカッコいい！」
飯「そうだな！とても、憧れる！」
緑「うん、、、」
僕は、それよりもAさんが言っていたあの言葉の方が気になった
あ、で、でも！そんな事を思うなんて何か
烏滸がましいよね・・・！！
とりあえず、あと少しで準決勝が始まる
どっちにも敗けて欲しくない、な
僕は、人知れずそう思った
緑谷出久side 終わり
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スイ(プロフ) - Pikaruさん» ありがとうございます！夏休みなのでなるべく多く更新しようと思ってます！ (2018年7月27日 8時) (
レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
Pikaru(プロフ) - 更新楽しみです(*´ `*) (2018年7月26日 23時) (レス) id: 94a9de8573 (このIDを非表示/違反報告)
Pikaru(プロフ) - 爆豪くんは家庭的ってところで笑ってしまいました笑 夢主ちゃんと轟一家とのこれからがすごく気になります(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年7月26日 23時) (レス) id: 94a9de8573 (このIDを非表示/違反報告)
スイ(プロフ) - ユグドさん» ありがとうございます！ (2018年7月18日 20時) (レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
ユグド(プロフ) - この後夢主とエンデヴァーがどう和解するのか、いやそもそも和解するのかしないのかが凄く気になります！更新頑張ってください！ (2018年7月18日 20時) (レス) id: 67fea2266c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月@スイ | 作者ホームページ：http://weareasas
作成日時：2018年7月10日 20時
