兎に拾われた少女【ヒプノシスマイク】

じゅーとは優しい、けどそれはきっと束の間 ページ7

服を大量に買い、下着なども買った
靴や日用品、ベッドも買った


Aはソファでいいと言うがどうせ一つ部屋が余ってるんだAに使わせた方がいいと学習机やらも同じく購入した


「じゅーとじゅーと、こんなに返せないよ」


銃「ガキから金集るほど困ってねぇよ」


助手席に座っているAの頭を撫でてやる
Aは人から与えられるものに慣れていない
それが当然じゃない世界で生きてきたから貰ったものは必ず返さないといけない考えに至る


Aは歪な笑みで笑った


じゅーとはとても優しい
頭を撫でてご飯をくれて笑いかけてくれる
私に生きる場所をくれたし、ものだって買ってくれた
なんでこんなことしてくれるんだろう
きっと家に慣れてきたら前みたいに暮らす事になるんだ
きっと今は警戒心を解いて貰える様に行動してるんだ
なんでも与えて優しくして
でもきっとその内彼も暴力を振るうのだろう

それでも構わない
あそこから逃げ出せて、外の世界を知れたそれだけでいいんだ


じゅーとと暮らし始めて一週間が経った
じゅーとは警察官で忙しい事が多い
私を気遣ってなるべく早く帰ってきてご飯を作ってまた仕事に出掛ける
疲れないのだろうか
私、ご飯くらい2日食べなくても水があれば平気なのに
それにじゅーとは暴.力を振るわない

どうしてかと聞くとそんな事する訳ないでしょうと笑った

私に優しくするのはなんで？と聞くと


銃「…保護者だからですよ」


そう曖昧に言った

白いうさぎみたいなのに怖い→←少女を拾った理由はまだ分からない

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