兎に拾われた少女【ヒプノシスマイク】

喧嘩はきらいだよ ページ17

二「なぁなぁA！このゲームやろうぜ！」


にろちゃんが帰ってきて持ってきたのはテレビゲームで私は何も分からないから取り敢えずいいよと頷いた


二「うわっ！A上手いな！」


「…こうでいいの？いちくんやり方あってる？」


最初は「いちくん」と呼んでいて驚いていたにろちゃんとさぶちゃんだったが慣れたのか何も言わなくなった


一「あってるぞ〜」


三「Aさん！それが終わったら今度は僕とボードゲームをしましょう！」


二「はぁ！？巫山戯んなよ三郎！Aは俺のダチだ！」


三「別にいいだろ？お前はいつでも遊べるんだから！」


「さぶちゃん、後で遊ぼう？
私、喧嘩嫌い」


二「ごめん」


三「ごめんなさい」


謝った2人はとてもよく似ている
遺伝子は凄いや


遊び呆けていて連絡がきていたのにも気づかずご飯まで食べさせてくれた


「あ、じゅーとからだ」


30分前に連絡がきていたみたいだった


二「大丈夫かよ」


「うん、少し仕事が長引きそうだって」


わかったよと返信するとすぐに返事が返ってきた
仕事が終わったからイケブクロにある駅まで来てくれと淡白な返信はいつもと変わらずとても落ち着く


「じゃあ、私もう行くね
お邪魔しました」


二「送ってく！兄ちゃん！A帰るから送ってくるね！」


一「Aちゃんまた来いよ」


三「今度また遊びましょうね！」


「うん！ばいばい！」


夜に外を歩くのは初めてで少しワクワクした
それを言えば驚いたように目を見開いたじろちゃんにいつも車で移動しているからと伝えるとお金持ちなのか？と一人で意味ありげに呟いた

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