山田家長女は何を叫ぶ【ヒプノシスマイク】

嗚呼、私が一体何をしたというのだろうか ページ6

あれから一週間


ﾊﾞｼｬ


私に対する扱いは悪化しつつあった


女1「アンタのせいでBuster Bros!!!が負けたのよ！？どうしてくれんの！！！」


女2「アンタみたいな恥晒しが足枷になってんの！分かる！？」


女3「ほんっとに有り得ない！よく学校来れるわよね！！！」


女1「死ねよ！！Buster Bros!!!の邪魔なんだよッ！！」


思いっきり押された先にあったのは大きな池だ
校舎裏とは別の場所に呼び出され此処も人の出入りがほぼない為誰も止めに入ることはない
水をかけられ池に落とされ制服はびちゃびちゃ。

最悪だ





私のせいでBuster Bros!!!が負けたんじゃない
彼らの実力が及ばなかっただけだ


そんな事分かっているだろうに

彼女達は私の所為だと罵る




女2「Buster Bros!!!が負けて悔しくない訳！？少しくらいその仏頂面崩せよブス！！！」



女3「なんでこんなのがいるのか訳わかんない！！！」




池の中にいる私を引きずり出して殴りまた池に落とす
彼女達のどこにそんな力が不思議でたまらない
火事場の馬鹿力みたいなものだろうか



ﾌﾞﾁﾌﾞﾁ


髪を持って引きずり出してくるので髪が抜ける


「いっ…！！」



痛い痛い痛い痛い痛い痛いやめてやめてやめてやめてやめて！！！
そう叫びたいのに叫べない
助けて欲しいのに助けを求められない




いつからこんな風になったんだろう
いつから涙が流れなくなったんだろう
いつから痛みに鈍くなってきたんだろう




女達は明日から学校に来るなよと吐き捨て去った







.

これは私の人生で彼等には関係無い事だと彼女は云う→←私達はこれからくるであろう出来事の為に立ち上がる

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す