あの子はもう十分頑張ったんだ ページ20
一「Aッ！！！」
蒼「まぁまぁ止まろうぜオニイサン」
一「…なんだテメェら」
Aのお兄さんは怒っていたけど蒼生さんの方が怒っていたし怖い
玲「あーあ、Aを泣かせて最低だねお前ら」
三「A姉を返して下さい！話があるんです！」
二「A！ごめん！！！A！！」
黒「ムカつく」
蒼生は俺を制した
今すぐに噛み付こうとする目で見ていたからだ
蒼「俺達はAのダチだ！宜しくな！
で、Aが泣いてきたんだけどどういうつもりだ？」
何も言えないのかAのカゾクは黙り込んだ
蒼「俺達はさァ、Aが笑ってりゃそれでいいんだよ
なのになんで家族が泣かせるかなぁ…」
ゾクッと思わせる声で蒼生は頭を掻きながら言う
相当怒っている事は誰にでも分かった
黒「Aが心配だから早く」
玲「落ち着け黒羽、先ずは話を聞くのは大事だろ？」
玲於はそう言うけどAが泣いている
そばにいたい
慰めないと
あの子には笑っていて欲しい
Aは、
笑っていないと
もう十分頑張ったから
二「なぁ、Aはどこだよ」
ワゴン車の中にいるのを3人は見てない
それに外からは中の様子が見えないようになっているから見えるはずもない
黒「Aを傷付けた奴に教える義理はない
聞いたよ、「カゾクじゃない」って言ったんでしょ？」
二「それは…」
黒「Aが一番言われたくない言葉だったのに」
特にお前には
蒼「もうお前達にAは任せられねぇな」
一「何勝手な事言ってくれてんだ」
玲「“Aは俺達の家族だ”って？本当にそう言える？昔だって今だってAが傷ついてる事に気付かないのに？」
二「兄ちゃん！こうなったら力づくで…！！」
マイクを取り出そうとした瞬間
俺達もマイクを出した
俺達はラップも出来る
でもそれよりもAが大切だからこんなモノ本当は要らない
だからこれはAを守るためだけに使う
それが俺たちが決めたルール
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卯月@スイ(プロフ) - 羅霧さん» 前に書いた作品なのにコメントを頂き嬉しいです！ありがとうございます！お楽しみ頂けて何よりです！ (2020年12月21日 20時) (
レス) id: 6ffd6a43ea (このIDを非表示/違反報告)
羅霧 - 凄く感動しました！ これからも応援してます！ (2020年12月21日 17時) (レス) id: 9b4203012a (このIDを非表示/違反報告)
卯月@スイ(プロフ) - 蒔涙さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年9月25日 16時) (レス) id: 6ffd6a43ea (このIDを非表示/違反報告)
蒔涙(プロフ) - 最ッ高でした。。。。イッキ読みしちゃいました。これからも応援してます＞＜ (2020年9月25日 4時) (レス) id: 47c6d7b6cf (このIDを非表示/違反報告)
卯月@スイ(プロフ) - 癒し系猫さん» 歌詞は本っ当に悩んだ部分なのでありがたいです！！！ありがとうございます！ (2020年9月24日 18時) (レス) id: 6ffd6a43ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月@スイ | 作者ホームページ：http://weareasas
作成日時：2019年11月13日 20時
