【ヒプマイ】3年前、俺の前から消えた女【碧棺左馬刻】

心からの感謝を ページ28

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それから双子は念の為寂雷先生の病院へ運んだ


寂「どうしたんだい？」


「実は……」



先生に説明しているAの横で双子は手を繋ぎジッと俺を見上げていた


寂「…そうだったのか」


寂「Aさん、少しは我々を頼りにしてくれていいんですよ」


優しく微笑んだ先生を見てAは曖昧に笑った

先生に見てもらい、念の為入院するかと問うと双子達は帰ると言って聞かなかったので入院はせず家に帰ることになった


「…一郎くん、二郎くん、三郎くん、理鶯さん、銃兎さん……左馬刻

本当にありがとうございました」


家まで送り届けてもらい私は車から降りたあと皆に頭を下げた


一「いや、恋牙と蝶羽が無事で良かった！」


二「そうだよAさん！本当に無事で良かった！」


三「低脳と同じなのは感に触りますが…何事もなくて良かったです」


理「小官は小官がしたいと思った事をしただけだ、気にしなくていい」


銃「俺も仕事だからな。
次はもっと早くに相談しろよ」


「本当にありがとうございました」



また頭を下げると車は発進した









左馬刻を置いて




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