【ヒプマイ】3年前、俺の前から消えた女【碧棺左馬刻】

彼らとの出会い ページ25

「…あら？そう言えば帝統くんと幻太郎さんは来ないの？」



ふと思い立ち双子に何を着せようか悩んでいる乱数に問うた



乱「2人は来ないよー！」



乱数はすぐに私に返事を返した


幻太郎さんと帝統くんとの出会いは割と単純だ
たまたま用事があり乱数に双子を預けていた時夢野幻太郎さんは私の子を勘違いしたらしい



夢『乱数、そのお子さん達は誰との子ですか？小生も一緒に謝るので母親を連れて来なさい』



乱『ええー！？違うよー！』


帝『うおっ！？何すんだよ！』


恋・蝶『あひゃひゃひゃひゃ！』


双子がいきなり両腕にぶら下がり帝統は驚き仰け反った


乱『あ、こらー！恋牙も蝶羽もいきなりイタズラしないの！』



それから2人は恋牙と蝶羽に玩具にされたらしい



ガチャ


『乱数、二人を見てくれてありがとう…あら？』


私が中に入るとぐったりとした成人男性が３人ほどいた


乱『あ、Aオネーサン遅いよ〜！』


夢『あ、貴女が…いらずらっ子達の母親ですか…』


『え、えぇ』


帝『コイツらすげぇーやんちゃだな！』


『ご迷惑をかけたようね…ごめんなさい』


2人は笑って許してくれた
それから幻太郎さんと帝統くんと関わるようになった

幻太郎さんの小説を読ませてもらったり
帝統くんはよく私の家にご飯を貰いに来る


「そうなの？てっきりいると思ったのに…」


乱「用事があるなら呼ぶー？」


「いいえ、最近会ってなかったから久しぶりに会いたいと思っただけ」


乱「そっか！」


ニコニコと乱数は笑い、また双子に服を着せた

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