神威様と…2 ページ2
突然笑顔でそんな事を言われ少し戸惑う。
「何でも…は難しいですが」
神威「だったら強い奴連れて来てよ^^」
「えっ!」
予想外の言葉に思わず驚きの声が出る。
(誰かいたっけ…というかその強い人と何するんだ?もしかして…)
と色々考えているとクスクスと笑い声が聞こえてきた。
神威「冗談だよ、ほんとAって面白いなァ」
「かっからかわないで下さい!!!」
思わず恥ずかしくなって下を向いた。
(いいように転がされて遊ばれてるし!!!)
そしたらソッと顎を持ち上げられた。
「なっ何ですか…!」
神威「ねぇ今日相手してくんない?」
「えっ?相手...ですか?」
神威「そう、相手。」
「相手って何の…。っ!」
神威様は私の唇を指でなぞった。
神威「分からないの?」
「あのっ...神威様っ」
神威「鈍感だね〜Aって。あっもしかしてまだだった感じ?」
「なっ何を…」
神威「まぁAに拒否権なんてないんだけどね」
神威様は私をそのまま押し倒した。
「キャッ!んんっ…!!!」
重なり合う唇。神威様はそれを強引にこじ開けた。
部屋中に響く音が耳に入る度 身体中に熱が集まってくる。
段々息が苦しくなってきた時、唇が離れた。
「ハァッハァハァハァハァ」
神威「あれ もう疲れちゃったの?」
「なんで…こんな事…」
神威「Aとしたかったから」
真っ直ぐな答えに心臓が少し跳ねた。
神威「好き…大好きだよA」
突然の告白に胸が高鳴り、顔が熱く紅くなっていく。
神威様とは主人と使用人という関係がずっと続くと思っていたけど、まさかそんな風に思ってくれているなんて考えたこともなかった。
でも凄く嬉しい気持ちになった。
神威「Aは俺のこと好き???」
青い瞳が私をじっと見つめる。
恥ずかしさで今にも逃げ出したいが その気持ちを抑え
「私も…大好きですよ」
そう返事をした。
神威「良かった^^これで嫌いなんて言われたらAのことめちゃくちゃにする所だった」
となんかいつも通りの言葉に緊張が解れ安心してしまう。
神威「これからもずっと俺の隣にいてね」
「はいっ」
体を離し、嬉しそうに目を細めると
今度は甘く優しいキスをくれた。
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あかあか(プロフ) - 影竜さん» いえいえ!楽しみにしております!^_^ (2021年3月30日 11時) (レス) id: 959f040afd (このIDを非表示/違反報告)
影竜(プロフ) - あかあかさん» ありがとうございます!パクッたりはしてないです(;A;)!本当におまたせしました! (2021年3月30日 7時) (レス) id: 1bffefc8ba (このIDを非表示/違反報告)
あかあか(プロフ) - 最高です^^なんか読んだことあるような感じでした(?)次回も楽しみにしてます!頑張ってください!! (2021年3月30日 3時) (レス) id: 959f040afd (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - いえいえ!楽しみにしております!! (2021年3月1日 1時) (レス) id: 959f040afd (このIDを非表示/違反報告)
影竜(プロフ) - あやかさん» 嬉しいです!ありがとうございます!!!次の話も頑張ります\(^^)/ (2021年2月28日 7時) (レス) id: 1bffefc8ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:影竜 | 作成日時:2020年6月9日 22時