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八尺様 3 ページ5

『え?連続失踪殺人事件?……御免なさい、私テレビをあまり見ないから』

何だその事件は。初めて聞く。気付くと叔父さんが近くに立って真剣な表情で私達の話を聞いている。

太『そばに霽雲さんは居るかい?』

『はい、居ますよ』

太『なら良かった。先程の事件、もしかしたら"君達側"と関係が強くなるかもしれないから』

叔父さんを見ると察した様に静かに頷いてくれた。

『分かりました。その、概要をお願いします』

私はメモ帳とペンを取り出すといつでも書ける状態にする。

太『良いかい?この事件はつい二週間前以上から発生して居てね。被害者の共通点は皆 "男性で顔の整った美丈夫" ということ』

私はメモ帳に『被害者 顔の整った男性』と書いた。

太『で、此処からが重要だ。被害者の中に実は一人助かった子が居てね、今は離れた病院に入院中なのだけど、その子がずっとうわ言の様に呟いているんだそうだ。『白い女に殺される!あんな背の高い化け物に殺される!』と』

白い女?

『その白い女の人について何か情報は有りませんか?姿とか……』

太『うーむ、……あ、確かその女 男性よりも背が高くてね。あと『ぽ、ぽぽ、ぽ、ぽ』って笑って居たそうだよ。低い声で』

『有難う、太宰くん。こっちでも調べてみます。ではまた明日』

太『いやいや、こっちも済まない。後輩が怯えてしまって居たから。何か分かったらまた連絡するよ』

じゃ、お休みなさい、と太宰くんは電話を切った。
私はすぐにメモ帳に書いたことを叔父さんに見せる。

叔父さんはメモ帳を見るとしばらくの間黙っていたが私の眼を真っ直ぐに見つめると口を開いた。

叔『これは少々、骨が折れそうだ。……藤ちゃん、手伝ってくれるかい?』

私は無言で頷いた。

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設定タグ:文スト , 学園文豪ストレイドッグス , ホラー   
作品ジャンル:アニメ
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大阪 - 更新ない…(泣) (2019年2月3日 14時) (レス) id: 513b666ef4 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 更新きたー♪ (2018年7月25日 13時) (レス) id: a4c1fe7640 (このIDを非表示/違反報告)
かな - いいですね!それ! (2018年6月7日 21時) (レス) id: a4c1fe7640 (このIDを非表示/違反報告)
山吹桜 - 太宰さんでガシャドクロ、谷崎君でくねくね又はけてけてが見たいです。 (2018年6月3日 21時) (レス) id: 6d19b82d66 (このIDを非表示/違反報告)
文学少女(プロフ) - ありがとうございます!今は忙しくて更新出来ませんが落ち着いたら一気に書きます! (2018年5月18日 20時) (レス) id: 2d20336b29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:文学少女 | 作成日時:2018年4月21日 16時

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